【天井映画館】モスラ対ゴジラ 日本映画専門チャンネル対Blu-ray 後編
カプリコンワン(1977)を作ったピーター・ハイアムズ監督が1981年に作ったSF作品。
木星の衛星イオにある鉱山での事件の話。
給料は良いが、過酷な業務。
そこで、次々に発生する、作業員の奇怪な行動の末に発生する自殺。
そこに赴任した保安官(警備のボス)がショーン・コネリー
波風を立てなければ任期は1年で、次の任地へ。
ところが上記の事件が、相次いで発生していることを怪しんだショーン・コネリーが調べていくと。
自殺の目撃者も多いことと、宇宙空間での死体は木っ端みじんになることから事件性がないものとして今まで判断、処理されていた。
唯一基地内で精神錯乱により人質事件を起こし殺された犯人の血液を医師に分析させたところ高性能麻薬であることが判明。
会社の所長が怪しいとにらんだショーン・コネリー。
所長も、動かない警察の部下も、労働者をもみんな敵に回して孤立するショーン・コネリー。
と言うところで、ネタバレになるので興味がある方は、Blu-rayかDVDを購入するかレンタルでどうぞ。
残念ながらそれなりにしかヒットしなかったのは、1979年に大ヒットした、エイリアン(リドリー・スコット)で使われた装飾との類似性(宇宙服、宿舎、医療センター、基地内)があって、イマイチインパクトに欠けたこと。
音楽は、カプリコンワンと同じジェリーゴールドスミスなので、安心してみてられるのですが、ちょっとインパクトに欠けると言われればそうかも。
でも、好きな作品の一つです。
一生懸命、働くお父さんが気がつかないうちに家族が離れていくのと、業務に忠実に働くために、会社の不正を暴くみたいな。今の社会がまさしくこのとおりみたいな(^^;)
1969年というとても古い作品ですが、特撮が良い感じで作られているので、今みても違和感のない作品となっています。
監督は、ジョン・スタージェスと言えば、大脱走や荒野の七人など大作を作る男っぽい映画の作品を作るので有名)
主な出演は、グレゴリー・ペック、デヴィッド・ジャンセン、リチャード・クレンナ、ジーン・ハックマン、J・フランシスカス、リー・グラント、いずれも渋い俳優さんが多いです。
こちらがメニュー画面。
このシーンからして、すごく自然。
1969年の作品と言えば、奇しくもアポロ11号が月着陸の偉業を成し遂げた年ということで、人類の関心は宇宙に向いていた時代。
となると、かなり作品を見る目が違ってきます。
また、ロケット系の作品の名作といえば、ライトスタッフ。(マーキュリーやジェミニ計画など、宇宙開発の歴史を見事に映像化した作品)、直接のアポロ計画の映画だと、アポロ13号というのもあります。
非常時に備えた救急車両が時代がかっています。というか当時の作品だし。
この絵と迫力は、たぶんアポロの実写版かと。というのも、上の写真と比べると発射台の形状が。
計器類がアナログです。
多段式ロケットの切り離しもリアルなので、もしかしたらアポロかも。
違うのは、ヘルメットのデザインや色と、ロケット内の広さくらい?
宇宙船(こちらはアイアンマン:空飛ぶスーツではないです)、雰囲気的にはやはりアポロ宇宙船を意識して作られています。
管制塔もすごく雰囲気がでています。
ドッキングシーンなども当時としては凄く自然な感じで合成されています。
前半は、宇宙ステーション「サターン」(後にアメリカが実験するスカイラブ計画に似たデザイン)に長期滞在して、人間健康状態や判断力の低下などを実験するというもの。
宇宙実験ステーション内のようすだけど、すごく自然に無重力状態が表現されています。
ジーンハックマンが逆さになっている。
当初7か月の実験だったが、5か月くらいで実験成果が出たということと、注意力が低下するなど状況変化がみられたので早期に帰還することに。
ここから、トラブル発生。
離脱した宇宙船の推進エンジンが点火されないという事態に。
丁度その頃、救出に向かう準備をしているフロリダのケープカナベラル(発射基地があるところ)に向かって巨大ハリケーンが発生。
対策を相談しに行こうとするグレゴリー・ペックがスピード違反で捕まってるところに大統領から警察経由で無線(^_^)ありえねぇ~(^^;)
早くしないと宇宙船の酸素がなくなる、一方で打ち上げ予定の時間にはハリケーンが襲うという結構ドキドキハラハラの展開。
こちらが空軍が開発していたという救出用ロケット。
救出に向かうのは、テレビドラマの逃亡者で有名なデビッド・ジャンセン。
果たして間に合うのかというところで、みたい方もいらっしゃるのでここまで。
この映画、当時はシネスコで放映していたと思います。
特撮も違和感がないし、(一部合成が違和感あるところもありますがそこは愛嬌で)
残念ながらDVDでしかありません。
こちらも、言わずもがなの名作中の名作。なので天井映画館で紹介するまでもない作品。
あ、知らない人も居るかも。
アメリカンニューシネマと言われた1970年代(正式には1969年)の西部劇。
何度かBlu-rayでも出されているのでたぶんジャケットも替わっていると思います。
こちらが裏面。
ディスク面。
当初、人気だったスティーブ・マックイーンをサンダンス・キッド(ロバート・レッドフォードが演じた)役にという話もあったようですが、スケジュール的な問題と、大御所ポール・ニューマンとの間もあって。
(後に、タワーリング・インフェルノで共演でも、名前の表記でもめたらしい(^_^))
それはそれでみたかった気もしますが。
個人的には、ロバート・レッドフォードで良かったと思います。
バート・バカラックのカントリー調の「雨にぬれても」も大ヒット。
全体的にエンタテインメント風になった斬新な西部劇です。
画質はあれですが、この価格で色々特典が付いているのが良いです。
こちらも500円で保護(^^;)
今更、天井映画館で紹介するまでもない名作。
黒澤明の世界的ヒット作七人の侍を西部劇に持ってきたらという作品。
変にストーリーをアレンジせずに、持ってきていて違和感なく西部劇として完成しているので、黒澤映画がどれだけ西部劇に刺激を与えたか良くわかる作品です。
当時の大スターが共演するというところもすごいし。
誰が誰か、なんとなく置き換えられるのがキャスト的に面白い。
数年前に更にリメイクされたのですが、私的にはこっちの方が断然好き。
まあ、昔の映画がすきというのもありますが、俳優さんのオーラが全然違います。(個人的な感想です)
この値段でも随分安いのですが、何枚でいくらというセールで1枚500円で保護しましたから(^^;)
これでおしまいにします(^^;)
宇宙から来た暴れん坊
小さい子が読めたかどうか。(^^;)
宇宙から落ちてきた隕石が、持った人の思ったものに変わるというシーンで、一瞬だけですが、ちゃんと特撮セットをつくるという細かさ。
しかも、現場の背景と違和感ないセット。
科学センター(最多出場数)東宝映画でもけっこう出てきます。
若い頃の青島幸男元都知事。
この頃は放送作家以外に、お笑い系の作品に登場。
隕石を盗んだ犯人が逃走用に使った車が、科学センターに突っ込むところ。
良くまぁ作るなぁ、細かすぎ。
牽引車がなくても自走できるメーサー殺獣光線車
Aサイクル光線車とのコラボ。
Aサイクル光線車の先端は改造されていて、熱戦が出るようになっている。
ギャンゴに壊されちゃう。
もったいない。
意外と可愛かったギャンゴ
ミイラの叫び
これは子どもの頃凄く怖かったです。
どうやって、復活用の電源を入れたのかが今でも不思議。
怪光線出すし。
ミイラの死と共に出てきた、麒麟みたいな怪獣ドドンゴ
造形が素晴らしい。
科学特捜隊で、ところどころに出てくるスーパーメカも格好良かった。
こちらはバリアマシン。
敵の攻撃の時だけ、反応して防御する。
でも、至近弾には対応できず(^^;)
オイルSOS
ドドンゴに次いで、二人体制の怪獣ペスター。
ヒトデ二体にコウモリの顔という可愛い怪獣。
小さいセットの割に奥行き感があるコンビナート。
シコルスキーH-19(ドラム缶を落としてペスターを誘う。
かわええ怪獣。
ちゃんと人ののぞき穴あるし。
ウルトラマンが消火活動を行えるというのを初めて知った回。
ほかにもたくさんありますが、これでおしまいです。
HDリマスターウルトラマンその3です。
ディスク1の終わり。大爆発五秒前(海底原人ラゴン)
なぜか、いきなり地球防衛軍に出てきた秘密兵器、マーカライトファープの発進シーン(^^;)
違うのですが。
原爆を積んだロケットが墜落して津波が発生という設定。
一瞬のシーンでもちゃんとミニチュアで作っているのがすごい。しかも手を抜いてないし。
巨大化したラゴンに襲われる巡視船。
テレビなのに合成が凄い。
テレビだけど凝ってますね~。
他社が追随して、特撮テレビドラマを沢山作っていますが、今見ても凄く違和感のないのが、円谷英二さんの真骨頂でしょう。
葉山マリーナの合成シーン。
これみて、五郎とゴローの淡島ロープウェイを思い出した(^^;)
こういう合成もすごい。
古谷敏さんがかつて演じたラゴン対、
ウルトラマン。因縁の対決(^_^)
少し飛んで
電光石火作戦
テレビどらまなのに、映画並みの特撮との合成。
後ろの白いのが、ウラン怪獣ガボラ
合成に違和感がないです。
小さい子も含めて、この世界では、怪獣が当たり前の世界。
みんなガボラって知ってるし。
防衛隊の合成。これはスクリーンプロセスというのがよくわかっちゃいます。
ウルトラマンの世界ではポピュラーな兵器らしい。
ヘリの操縦席との合成。
怪獣と子どもたちの合成。
あたかもその場に居そうな。感じ。
今だと、Photoshopなど画像処理ソフトで簡単にできそうですが、なんせパソコンが生まれる10年以上前ですから。
ガボラにピアノ線が見えます。
謎の恐竜基地
ゴジラがウルトラマンと対決する夢のような作品。
空中から放り投げて突入って、中の人死にますわ。
S800をこんな風にしちゃってもったいない。
北山湖とか言っている割に、ホテルは静岡の下田温泉(^^;)
出た、ゴジラ
リサイズ圧縮写真だとわかりにくいですが、映像だと襟巻き部分にピアノ線が張ってあるのが良くわかります。
襟巻き取ったら、ただのゴジラ。
塗装がケバいですが。
このポーズは、中島春雄さん入り。
続きます。
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