【天井映画館】宇宙からの脱出DVD
1969年というとても古い作品ですが、特撮が良い感じで作られているので、今みても違和感のない作品となっています。
監督は、ジョン・スタージェスと言えば、大脱走や荒野の七人など大作を作る男っぽい映画の作品を作るので有名)
主な出演は、グレゴリー・ペック、デヴィッド・ジャンセン、リチャード・クレンナ、ジーン・ハックマン、J・フランシスカス、リー・グラント、いずれも渋い俳優さんが多いです。
こちらがメニュー画面。
このシーンからして、すごく自然。
1969年の作品と言えば、奇しくもアポロ11号が月着陸の偉業を成し遂げた年ということで、人類の関心は宇宙に向いていた時代。
となると、かなり作品を見る目が違ってきます。
また、ロケット系の作品の名作といえば、ライトスタッフ。(マーキュリーやジェミニ計画など、宇宙開発の歴史を見事に映像化した作品)、直接のアポロ計画の映画だと、アポロ13号というのもあります。
非常時に備えた救急車両が時代がかっています。というか当時の作品だし。
この絵と迫力は、たぶんアポロの実写版かと。というのも、上の写真と比べると発射台の形状が。
計器類がアナログです。
多段式ロケットの切り離しもリアルなので、もしかしたらアポロかも。
違うのは、ヘルメットのデザインや色と、ロケット内の広さくらい?
宇宙船(こちらはアイアンマン:空飛ぶスーツではないです)、雰囲気的にはやはりアポロ宇宙船を意識して作られています。
管制塔もすごく雰囲気がでています。
ドッキングシーンなども当時としては凄く自然な感じで合成されています。
前半は、宇宙ステーション「サターン」(後にアメリカが実験するスカイラブ計画に似たデザイン)に長期滞在して、人間健康状態や判断力の低下などを実験するというもの。
宇宙実験ステーション内のようすだけど、すごく自然に無重力状態が表現されています。
ジーンハックマンが逆さになっている。
当初7か月の実験だったが、5か月くらいで実験成果が出たということと、注意力が低下するなど状況変化がみられたので早期に帰還することに。
ここから、トラブル発生。
離脱した宇宙船の推進エンジンが点火されないという事態に。
丁度その頃、救出に向かう準備をしているフロリダのケープカナベラル(発射基地があるところ)に向かって巨大ハリケーンが発生。
対策を相談しに行こうとするグレゴリー・ペックがスピード違反で捕まってるところに大統領から警察経由で無線(^_^)ありえねぇ~(^^;)
早くしないと宇宙船の酸素がなくなる、一方で打ち上げ予定の時間にはハリケーンが襲うという結構ドキドキハラハラの展開。
こちらが空軍が開発していたという救出用ロケット。
救出に向かうのは、テレビドラマの逃亡者で有名なデビッド・ジャンセン。
果たして間に合うのかというところで、みたい方もいらっしゃるのでここまで。
この映画、当時はシネスコで放映していたと思います。
特撮も違和感がないし、(一部合成が違和感あるところもありますがそこは愛嬌で)
残念ながらDVDでしかありません。
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