天井映画館 ヨーロッパの解放 1 クルスク大戦車戦
ヨーロッパの解放は、ソビエト連邦時代、金にものをいわせて作った国策映画。
なので、凄くびっくりするほどお金かかっています。本物の戦車沢山出てくるし。
5部からなっていて(だから5枚組であるとも言えます)
第一部 「クルスク大戦車戦」
第二部 「ドニエプル渡河大作戦」
第三部 「大包囲撃滅作戦」
第四部 「ベルリンの戦い」
第五部 「最後の突撃」
という、史実に基づいたというか可能な限り史実を再現していると言う素晴らしいもの。
第二次世界大戦の歴史を知っている人なら凄く楽しめる映画となっています。
1枚あたり、概ね1:30前後の作品なので、1日1枚に分けて見てればそんなに疲れないと思います。
Amazonの評価などでは話が単調とか色々言われていますが。
当時の劇場でも凄い映画でしたので。特にシネラマなどで見られた人は凄い迫力だったと思います。
画質はリマスター版だけあってDVDでもご覧のように、かなりきれいです。
いかにもっぽい、共産圏映画。あ、全部がスタンダードサイズではありません。最初のこれだけ。
いきなりなんちゃってティーガ(おじさんたちの子どもの頃は、タイガー戦車)から始まります。
それにしても雰囲気あります。
T-34(こちらは本物)
何をしているのかと言うと、鹵獲(ろかくと読みます:ぶんどった戦車ね)した戦車で、新型のタイガーI型の装甲が抜けるか試すところから始まります。
そっくりな、ヒトラーとゲーリング
モスクワ進行について、議論しているとこ。
モノクロとカラー、特にモノクロには実写(大戦時のフィルム)も入っているので。上手く混合して再現しているので、違和感なく世界に入り込んでみられます。
こちらはスターリン(^Д^)
本当に似てる人を選んでる。
広大な土地に広がる戦車軍。
これだけでもすげ~お金かかってます。
しかもタイガー I 型は1台だけぢゃないですから。
この再現性。
空撮で見てもすごい。
タイガー戦車の後ろにソ連戦車がいると言ってはいけない(^^;)
左がチャーチル。
東側だけでなく、西側もちゃんと似たような俳優さんを使っています。
もちろんアイゼンハワー他も出て来ます。
こういうのリアルに(本当の戦争ぢゃないほうね撮影風景)をみてみたい。
たぶんなんちゃってBF-109(メッサーシュミット)。
こちらはソ連機。ソ連機はあまり詳しくないので、わかったら教えて下さい。
こちらは、パンサー風?(良くわからん)
曳光弾まで入れてある細かさ。
戦車内からの視点なども時折入っています。
興味がある方、オススメです。
面白いというか、興味深いのは、普通の兵隊さんや衛生兵(主に女性)が、第1話から、最後まで出ている人が数名居ること。
たぶん将軍や元帥など有名人ばかりではなく、そういう一般的な視点からも描かれているのが面白いです。
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