重い話だけど感動のキリング・フィールド(英国)
放映当初に見て、その後VHSでも見ましたが心に染みるエンディングで、たまたま検索していたらBlu-rayが出ていたので保護(今は入手困難)したものが・・・
ほのぼのした絵のイメージと違って、中身は重いです。怖くもあります。
あまり知られていないかも知れませんが、日本公開時が1985年(英国公開は1984年)この時期の日本公開作品が、アマデウス、死霊のはらわた、ベスト・キッド、コットンクラブ、ネバーエンディング・ストーリー、デューン/砂の惑星、ビバリーヒルズ・コップ、ターミネーター・・・とまあ、今にも語り継がれている名作、大作が目白押しだったので、それらに比べるとドキュメンタリー風の映画で地味な作品でした。
こちらが裏面。
カンボジア人助手のディス・プラン役をやった人は、今回初めて調べて知ったのですが、本当の医師で俳優ではなく、地元のクメール・ルージュの元で強制労働に就かされた経験があるハイン・S・ニョールさん、素人同然の人が素晴らしい演技をしています。そのため、助演男優賞を受賞。
選択メニュー。(恒例の天井映画館の映像を撮影したので曲がっているものもあります)
オープニング、子どもがヘルメットを被って、水牛の上に乗っている。遠くでは嵐が発生している。
という何かしら不気味な展開が予測される映画です。
ベトナム戦争当時、隣国のカンボジアはポル・ポト政権(独裁政権)により、隣国のベトナムから飛び火し、テロや内戦が続くようになってしまった。
という、短い説明があり、当時を知る人。あるいはこれからの展開がおおよそ頭に入るように組み立てられています。
あ、文字が綺麗なのはBlu-rayということとHDリマスター版だからです。
こちらが、本当の医師で俳優は初めてのハイン・S・ニョールさん。
まがまがしい赤のタイトルバック。
アメリカのジャーナリストを迎えに来た現地の担当。
こちらが主役のジャーナリスト、シドニー・シャンバーグ(サム・ウォーターストン)
平和になった今は、それほどでもないですが、ポル・ポト政権下のカンボジアでは、入国するのも難しい時代。
但しAPIだかAFP通信社から依頼を受けているため、何かと便宜が図られるようにという動きもあった。
食事中にいきなり隣のレストランで爆弾テロが発生するし。
こちらがポスターのイメージとして使われているシーン。
米軍と小競り合いのあった地区に行こうとすると米軍からの許可が下りずに・・・
カンボジア軍に袖の下を通してナイショで運んでもらって。
取材に行くなど。
今でもたぶん中近東の紛争地帯ではこのようなジャーナリストが活躍しているんでしょうね。
米軍の攻撃により壊滅した町。
ありのままを報道してくれと言われるが・・・
米軍が、都合が悪いものは撮られたくないので、犠牲を払っても妨害(^^;)
そうこうしているうちに、内戦がひどくなり、米軍は早々に撤退。シドニー・シャンバーグとカンボジア人助手のディス・プランが取りあえずフランス大使館でかくまってもらうが、国外の人は国外退去されるが、地元の人は強制収容所に移送し、そこから拷問などで殺害される運命となります。
前半のジャーナリズムにあふれるシーンから一転、過酷な後半は恐ろしささえ感じます。
その要所要所に流れるクラシックやStandardの名曲が心を打ちます。
最後のある方の曲がたまらんです。未見のかたは、レンタルビデオ等でもある場合があるので、ぜひ見て下さい。
戦争とは何か、生きるとは何かが伝わってくる作品です。
Blu-rayでしたら中古で安ければオススメ。ない場合は、DVDでも構いません。
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