日本版にはないシーンの紹介。US版ラドン（DVD)

天井映画館ですが。
今回は、US版ラドン。
Blu-rayではなくて、DVDです。
おまけに、この頃の東宝映画は、以前紹介したキングコング対ゴジラUS版Blu-rayにもあるように、海外向けに独自のシーンを挿入して尺調整や、物語の展開を明確にするために、余分なシーンをカットするという方向でいました。
後にはほぼ日本と同じ物を公開するようになりましたが。
と言う訳で、尺が違うところのみを紹介します。

本来は、スタンダードサイズ（いわゆるテレビみたいな四角っぽサイズ）ですが、海外版SONYのBlu-rayプレーヤーは、何故かスタンダードサイズをビスタサイズに変更しちゃってフル画面になっちゃいますが、その辺はご了承ください。

DVDにしては画質が良いですが。

東宝もちゃんとロゴが入っています。

海外版の多くが、英語版と日本語版が入っているのが良いです。

選択メニューの所々に日本語が(^^;)

オープニング音楽は基本同じです。
英語だと、ロダンになります(^^;)

音楽が終わると、いきなり水爆実験の記録フィルムになります。（良いのか？）

司令部。

俳優さんではないと思います。

実験を見守る兵士たち。

たぶんこれマジの記録フィルムだと思います。

建物壊れるとことか。

しかもB-29

嬉しそうなパイロット。

様々な記録をする人。

爆弾投下する人。

投下した瞬間。
因みに周りに見えるのは、接収された日本の艦船かと思われます。

一瞬にして消滅する艦船たち。

ひょ～
と言うところまでは3分くらい。

その後は、例の炭坑の遠景から始まります。

このシーンは日本版になかったと思いますが。リアルな炭坑夫のシーンがちょっと違和感。

メガヌロン（巨大ヤゴ）の騒ぎの直後はアメリカのシーンになります。

ウエーキ島の基地シーン。

謎の飛行物体をレーダーで追う米軍。

この辺も記録フィルムだと思われます。

謎の円盤UFOのオープニングみたいヾ（＾　）ｺﾚｺﾚ
未確認飛行物体があるので気をつけましょう的な。

本物のレーダーサイト。

世界各国で未確認飛行物体を見たというニュースがて奴で、突然東京？

こことか。

ラドンを追撃するシーンは、米軍フィルムを使っています。

管制塔からみる人。

ここで順番が逆になっていますが、いきなりラドンの巣らしきところを爆撃しちゃいます。

日本版では筋がちゃんとしているのであれですが、US版ではつじつまが合わないのですが（＾＾；

この辺は日本版と同じシーンなのですが（以外とDVDでも綺麗な映像です：たぶんフィルムの管理がちゃんとしているんでしょうね）・・・

日本版だと、時系列で場所がわかるのですが、多分外人にはどこがどこかわからないだろうということで、適当に組み合わされています(^^;)
しかもこのシーンは２回出てきたりします。

日本のDVDよりも遙かに綺麗。

西海橋（こちらも絵は綺麗）
でも、上に見せたように位置関係がおかしいです。

日本映画専門チャンネルで気がついたので、アメリカ版DVDでもよく見ると、ワイヤー（ピアノ線）があちこちひっぱられているのがわかります。

博多が攻撃されているのに、何故か肥後交通（熊本）のバスが。

以上、日本版と違いがあるところだけ紹介しました。

昔アメリカから買った物なので、今も手に入るかわかりません。