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宇宙大怪獣ドゴラ 映像比較(東宝・日本映画専門チャンネル)

日本映画専門チャンネルで、4月から当面の間、東宝特撮映画のリマスター版を月2作品放映しています。
以前、手持ちのBlu-rayとテレビ放映版を比較しましたが、今度は、デアゴスティーニの東宝特撮映画DVDコレクションの宇宙大怪獣ドゴラと、日本映画専門チャンネルのリマスター版を比較してみました。
DVDとリマスター放送画質版では、比較のしようがないと思いますが、DVDも意外と健闘していたのもわかりましたし、逆にある決定的な差があったため、DVDが捨てられなくなりました(^^;

左が日本映画専門チャンネル、右がデアゴスティーニ東宝特撮映画DVDコレクションです。(以降一貫して同じ)

Dg001

ご存じオープニング。
日本映画専門チャンネルの方が明るく、文字もはっきりしています。

Dg002

宇宙衛星の管制センター。
相次いで衛星が消えるという事件が発生。
ここから、ずっと違和感があるのが、左の日本映画専門チャンネルのサイズと、右のデアゴスティーニのDVDサイズで、画角が違っています。
写真の電光表示パネル(地図の衛星軌道)の両側にあるパネルが、日本映画専門チャンネルでは左右とも二つ、右側の管制官がギリギリなのに対し、デアゴスティーニでは、パネルが左右とも三つ映っています。
同様に、右側の管制官の隣にスペースがあり、もう1人の白衣が見えます。
同様に後ろの管制官が、左の日本映画専門チャンネルでは頭しか出ていませんが、右を見ると後ろ(手前)の人が肩まで見えるほか、右端の計器パネルと操作員まではっきり映っています。
ということは、東宝スコープとはオープニング画面で唱っていますが、ビスタサイズのフィルムをリマスタリングしているのかも知れません。

Aspect_ratios

絵は、ウィキペディアより引用。
でも単純に左右を切ったというよりも全体的に一回りサイズを小さくしているとしか思えません。

Dg003

とは言え、管制官の横から見た絵では、どちらも同じ画角で映っているのが不思議です。

Dg005

モニターを見ているという設定ですが、解像度は日本映画専門チャンネル(左)、画角はデアゴスティーニ(右)という感じ。
あ、画面が斜めになっているのは、天井映画館(天井にプロジェクターで表示)を寝ながらiPhoneで撮影しているから時々曲がってます(汗)

Dg008

文字はDVDも負けていませんが、メリハリという面では日本映画専門チャンネルのHDリマスターの方がシャープになっています。

Dg009

文字はどちらも見やすいです。

Dg010

東京の夜景空撮。
まず、解像度の違いに驚きます。(左の日本映画専門チャンネル)
右はぼっとした感じ。
でも、DVDは右端の青と赤のネオンがあるビルまで映っています。

Dg011

事件現場となる宝石店。
文字表示が断然違いますが、DVD(右)は、画面左側の木が映っているのと、画面右端の扉か窓らしき物が、で見えている違いがあります。

Dg012

職質を受ける姉御(若林映子さん)より、私はDVDの画角が気になって(^_^)
DVD右では、ボンネット部分が出ているのと、右側の看板の文字が見えています。
また、YANASEというネオンがはっきり見えます。これが、左日本映画専門チャンネルだとANASEしかも、文字の上半分が見えていません。

Dg013

オープニングでびっくりするところ(^_^)
酔っ払いが銀座の町を浮遊している絵。
左日本映画専門チャンネルでははっきり映っているのに対し、DVDでは全体的にぼんやりしています。
しかし、DVDでは手前の家の窓枠が見えます。あと画角は上に書いた様にDVDの方がワイドに映っています。

Dg018

第一の事件発生の直前。
解像度は断然左日本映画専門チャンネルです。、ワイド画面はDVD

Dg019

タクシー。
解像度は言わずもがなです。グロリアSpecialまではっきり見えます。ワイド画面はDVD

Dg020

刑事さんが秘書を送ってくシーン。
画角の差を除き、大きな差はみられません。

Dg021

夕景で、しかも石炭関係の画面のため、画角の差を除き、解像度の差はありません。

Dg022

飲み屋さんの風景。
解像度は断然、日本映画専門チャンネル、でも、画角はDVD、右端の電柱と看板が見えています。
因みに、伊藤パンって関東なんですね(^^;)

Dg023

合成ですが、ステテコのおっさんが多いこと。今なら通報されるレベルですね(^_^)
DVDの方が明るいです。

Dg025

変な外人が滞在している、ホテルオークラ。
解像度は似てますが、画角が違います。

Dg026

ダイヤモンド輸送車。
DVDだと日産ジュニアと言う文字がはっきり見えます。

Dg030

研究室の庭の様子。画角の違いがここでも良くわかります。

とゆうわけで、画像比較を終わります。
これ以上はネタバレになるので(^^;)


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コメント

日本映画専門チャンネルは映画を魅せるためにソースをできる限り違和感なくFullHD(1920x1080)に収まるようにトリミング(映像の主体が鮮明になる)
デアゴスティーニは資料映像としてソースをそのままDVD(720x480アナモフィック)に縮小(結果的にぼやける)
こんな感じではないのかと

あなろぐまさん
お~❗分かりやすい説明、ありがとうございます。

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