キングコング対ゴジラ画質比較 その2
後半です。
キングコングのシーンから一転、工事風景になりますが、この辺も上手いところで、ゴジラとキングコングのシーンを飽きさせないように切り換えることで、壮大な世界観が時系列で動いていく緊迫感というのも上手く現れています。
このシーン、は一部失われたカットがある奴ですが、ゴジラを毒ガスの落とし穴に入れようとする作戦の詳細がこまかく演出されています。
たぶん、冗長なのでカットされたのだと思いますが、ここで今までは別々に見ていたのと、比較という視点がなかったので気づかなかったのですが、DVDは同じ箇所にフィルムの傷があります。
4K2Kリマスターでは修復されていますが、ほかの3枚は画面左の木の枝付近に縦に傷が付いているのが確認されました。
従って、雑誌に提供したDVDも同じマスターで作られていたことが確認できました。
それにしても、土木工事の演出の細かさ。
4K2Kの詳細さ、砂粒までわかるような高詳細。
工事を見守る防衛隊員(自衛隊?)が4K2Kでは凄くはっきり見えます。
千葉に上陸したキングコングが那須高原に向けて走るシーン。
こういうシーンでも非常にこまかく作られています。
第1回戦。那須高原で待ち受けるゴジラ。
ポーズが違うのはご愛敬。木の位置が同じだから許して(^^;)
一回戦で敗れて、東京を横断する途中で国会議事堂を破壊し、麻酔弾で眠らされるキングコング。
一雄の会社が新開発したという繊維を使ってキングコングを輸送する準備をしている防衛隊員。
DVDの頃は良くわかりませんでしたが、眠っているコングの上を防衛隊員が行き来して、ワイヤーを結んでいるように見えるのが凄いです。
また、4K2Kでは手前の防衛隊員の様子も良くわかります。DVDではシルエットでしたので。
国会議事堂前に眠るキングコングを空撮するシーン。
DVDではなんとなくのシーンが、4K2Kではセットの大きさや作り込みの細かさが良くわかります。
キングコングを牽引するバートルのシーン。
夜景が、DVDでは真っ青ですからねぇ。
富士山麓まで輸送するシーン。空の色や、地平線の山々の色がDVDでは青っぽいです。
富士山麓にいるゴジラのギニョール(人形)。
山の雰囲気はDVDでも良いと思うけど、4K2Kの方が自然かな。
富士山麓から、熱海城までって結構距離があるんですが(^^;
戦いながら来るとあっという間なんでしょうね。
肝心のシーンはカットします。
連続して4つの作品を見ましたが(^^;よく作られているエンタテインメント製の高い作品だと思います。
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