リマスター版空の大怪獣ラドン 私的比較その2
ラドンの続きです。ここからが見せ場(^_^)
博多破壊シーンになります。
新天地のようす。
慌てて店じまいをする人達ですが、逃げろよと言いたい。ヾ(^ )コレコレ
時代の違いなのか、日本映画専門チャンネルの方が解像度が高くなっているようで、諸車通行止の赤い字の横の文字のよこの小さな字も見えます。
ラドンが通過するシーン。
飛ばされるバス。
飛ばされる看板群。
ここの合成がいつ見ても感心しますが、崩れ落ちる瓦礫の奥の通路を逃げ惑う人達(の合成)
岩田屋ビルに降り立とうとするラドン。
写真は圧縮してしまったので見にくいですが、右のBlu-ray版だと消されて見えないピアノ線が、日本映画専門チャンネルの方ではうっすら見えるはずです。
縦に天井までピアノ線が吊されています。
そもそも、飛行中のラドンが舞い降りるには、ピアノ線を吊って下ろさなければならないので、左は見えるようになっています。
それが、東宝のBlu-rayでは消えちゃっています。
特撮としてまた、歴史的な価値を考えるとピアノ線は出しておいて欲しいです。
こちらでも、日本映画専門チャンネルにはピアノ線があります。
有名な電車のシーン。
ゴジラ映画やウルトラシリーズでも使い回されている、有名な家屋(^_^)
パートのおばちゃんが、1枚1枚手作りで貼った瓦屋根が一瞬にして吹き飛ぶシーン。
西鉄電車がひっくり返ったときに見える、モーターを動かすための銅線。
電柱の文字も、日本映画専門チャンネルの方が読めます。
精巧に作られた岩田屋ビル周辺の街並み。
電信柱のトランスがショートして発火するのも細かい。
ラドンが歩き回るシーンでもピアノ線が吊されています。
着ぐるみと、操演の一体的な美しさ。
こちらでも、ラドンが移動する度に電柱のトランスがショートして火花が散ってます。
この時代の戦車は、リアルよりもしっかりした作りになっています。
たぶんM24チャーフィーをベースにしているものと思われます。
カラー初登場、東宝自衛隊オリジナル特殊兵器、ポンポン砲
ご覧のように手戦車も丁寧に作ってあります。
参考
上の比較では見えにくかったので、別途撮影してみました。
日本映画専門チャンネルの方です。
こちらでも見にくいと思いますが、背中に多数のピアノ線が吊ってあるのがわかります。
こちら。
両腕というか羽の部分にも斜めに引っ張るピアノ線が見えます。
こちらになるともっとわかりやすいと思いますが、ラドンの羽の部分にピアノ線を固定する丸い金属が見えると思います。
最近の映画の多くはCGで、実写との区別が付かなくなっているものになっていますが、この時代のミニチュアワーク、含めて怪獣の操演なども技術的に素晴らしいものがありますので、こういうのも捨てがたいです。
方の付け根からピンと貼られている操演用のピアノ線
飛び立とうとするラドン。ピアノ線が目立つように明暗を加工しています。
参考。
映画ではあっという間なのでなかなか気がつく人はいませんが。HDリマスターになって、はっきり見えちゃった例。悪くないです。逆に、こうやってちゃんと走らせていたんだと確認できる貴重な一枚。
これからも、宇宙大怪獣ドゴラ、フランケンシュタイン対地底怪獣、フランケンシュタインの怪物サンダ対ガイラ、キングコングの逆襲、妖星ゴラス、美女と液体人間、ガス人間第1号、海底軍艦、緯度0大作戦、宇宙大戦争【ロングバージョン】、地球防衛軍
ボールドは、Blu-ray未発売、あるいは日本版Blu-ray未発売のものなので、楽しみです。
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