キングコングの逆襲 その2
キングコングの逆襲の続きです。
とりあえず手持ちの。
昔はVHSもLDもありましたが、そもそも再生マシンがなくなっちゃったので。
左から、デアゴ版、ゴジラ全映画版、日本未発売US公開版Blu-ray(日本語無し)
こちらが裏面。
ディスク面。
デアゴ以外は至ってシンプル。
なんでこんなに沢山持っているのかというと、まあ、円谷英二さんと本多猪四郎さんが好きというのもありますが、特に、フランケンシュタイン対地底怪獣、フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ、キングコングの逆襲は、円谷英二さん晩年の円熟期の作品で、しかもゴジラシリーズとは違って、スケールが1/25という大スケールの作品のため、ミニチュア建造物(東京タワー、増上寺他)や、船舶、ヘリ、飛行機、戦車などが大きめかつ精巧に作られている作品だからという理由もあります。
これ以降は、テレビに押され予算も削減され、作品的にも子ども向け怪獣映画となっていくし、円谷英二さんが亡くなったのも大きいですね。DNAは受け継がれていきましたが。
というわけで、このくらいまでが私の許容範囲の末期。
実際円谷さんは、この作品1967年の2年後、1969年日本海大海戦を撮影が遺作となっています。
それ以降、東宝も特殊技術課を廃止して行きますので、残念なのですが。
まあ円谷英二さんのDNAを受け継いできた方たちが今のゴジラ映画を色々な面で継続して作っているのが素晴らしいと思います。
でも、個人的には、CG全盛期の作品よりも手がかかる、ミニチュアによる作品が愛着があって好きです。
US版Blu-rayに興味がある方は、一年ほど前に書いた
US版キングコングの逆襲KINGKONG ESCAPES Blu-ray(日本未発売)
をご覧下さい。
DVDのぼんやりした画像とは違って、メリハリのあるきっちりした絵となっています。
音楽も他の一部の作品に比べてちゃんと伊福部昭さんの東宝版がそのままつかわれていますし。
一部、映像が違う部分がありますが、そこはUSの事情というか。
個人的には日本版の編集の方が好きです。
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