モスラ(東宝特撮Blu-rayセレクション)
ずいぶん前に出たシリーズ。売っていると思いますが。
こちらが表面。
こちらが裏面。
ゴジラ等が男性客中心だったところから、女性客も楽しめるようにと(本当か?)作られた映画。
一応アメリカからも依頼があって作ったという話もあったりなかったり。
Blu-rayがちょっとキモイ(笑)
こちらがトップページ
ぼけちゃった(^^;
台風で遭難した貨物船の乗組員を探しに行って、原爆の実験場で人が住んでいるハズがないと言う設定のインファント島に乗組員数名が助かって救助を求めていたという所から始まる。
けど、ラドンやキングコング対ゴジラ、ウルトラQの佐原健二は、スケジュールの都合で巡視艇のヘリパイロットだけの出演という。
ということで島を探検に。
明らかにアメリカとわかるけど、ロリシカ共和国から船を出すと言うことに。
すんげぇ、時代がかった探検服というか放射能防護服。
ザ・ピーナッツが小人訳で。
ざっくり飛ばします。
小人(小美人)が捕まって、興業にされるという中、彼女たちが歌う歌が、島のモスラを復活させる歌という設定・・・
DVDの時にはあまり気にならなかったのですが、この多重合成がすごい。
奥のモスラ(こちらははっきりくっきり)に、廻りのホリゾント(絵)とそれと下でモスラをあがめ踊る島民。
複雑な合成だけど、ここまで絵がはっきりしているとは思いませんでした。
確かに、全体的には当時のフィルムなので、ぼんやりした感じだと思いますが、こちらもBlu-rayの恩恵を受けています。
といきなり東京(^^;
得意のバヤリースの看板とモスラ。
これを見ても、色のトーンは大人しいものの、ダットサンの看板とかちゃんと見えますしね。
渋谷界隈のモスラ。
時もしっかりしているし、当時の街並みの様子が分かって良いです。
東宝自衛隊の兵器、ミサイル戦闘車?
ミサイルがまっすぐ飛ぶようにピアノ線で吊ってありますがそれがところどころ見えます。
ちょいと制度が今一なシャーマン戦車。でも車長が顔を出しています。
その横には白バイの警官。
シャッタースピードの関係でぶれていますが、戦車の速度と、ジープ(手前)の速度に差があって、ジープが追い越していくというのが芸が細かい(笑)
当時の街並みと奥の東京タワーの合成。
これが、Blu-rayだとわざとらしく見えちゃうんだけど、また渋いっす。
モスラが東京タワーをへし折るとこ。
実車と模型の合成。色が違うのと切り貼りみたいな感じが明確に見えてしまうけど。良いわ~
アメリカもとい、ロリシカ共和国から供与された原子熱戦砲(後のAサイクル光線車、メーサー砲殺獣光線車)と
、兵隊さんの合成。
かっちょええっすよ。
あと、牽引車のトラックが渋い(笑)
放射のようす。
三丁目の夕日でもあったけど、当時の東京タワー周辺て、平屋ばっかりなのね。
Blu-rayだと、ちゃんと原子熱戦砲が見えます。
モスラが大きくなって飛び立った所のシーンは、空の大怪獣ラドンのライブフィルムを流用。
これ、作るのに手間暇かかったからねぇ、でも良い感じで、その後の東宝怪獣映画で使われています。
東宝映画の楽しみというか面白い所は、ところどころに過去作品のライブフィルムが流用されているところ。
円谷英二監督は面白ければ良いということで、積極的に使ったそうですが、その辺が、低予算で作成することになった、昭和40年代中頃以降は顕著になって、当時子ども(小学生)だった我々でも、「あ、このシーン、◯◯で使われていた所だ」ってバレバレやん(笑)
でも、Blu-rayになったことで、余計よくわかるというか。
あと、ウルトラQやウルトラマン、ウルトラセブンでもたまに使われていたりします。
興味がある方は見て下さいね。
意外と高い。
自分が買った時は3000円しなかったっす。2980円か2680円位だった。
こちらは復刻版DVDの方
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コメント
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シャーマン戦車、タミヤから発売されます↓
http://www.tamiya.com/japan/products/35359/index.html
このシャーマンも、東宝自衛隊の名メカですよね。61式戦車の登場まで主力戦車だったという。
この「モスラ」だけでなく、「地球防衛軍」にも登場しましたよね。ミステリアンの要塞に果敢に攻撃を仕掛けてましたけど、
熱線に溶かされたり地滑りに飲み込まれたりで、散々だったという…(;;; あの光線浴びて溶けるシーンが何とも気色
よかったんですけどw)
東宝特撮映画の歴史は、自衛隊の歴史でもあり、って感じですね。こういうM4シャーマンが主力戦車として登場するって、
時代を感じさせますよね。ンでこの原子熱線砲の、何ともレトロフューチャーなデザイン… 61式戦車&66式メーサー車って
東宝自衛隊の対怪獣兵器名コンビって言われてますけど、このシャーマン戦車&原子熱線砲も“名コンビ”ですかね。
投稿: 「ゴジラ掲示板」をよろしく | 2018年1月20日 (土) 10時17分
「ゴジラ掲示板」をよろしくさん
特に東宝メカ系は、ミニチュアでも丁寧に作られていて
良いですね。
元祖ゴジラは、戦車っぽいという感じの作りでしたが、
ラドン辺りからM24チャーフィーっぽくなって、それに
東宝自衛隊のポンポン砲などオリジナルメカが出てきて。
そこからスーパーメカが出てきたので、正統派の進化
ですね。
個人的には円谷英二のミニチュア特撮が好きなのですが、
ゴジラ全体は嫌いではないので、全部見ましたしDVDや
Blu-rayもほとんど持っています。
90式メーサーも、メーサータンクも色々こだわりがあって、
それなりに好きです。
またよろしくお願いします。
投稿: ZEAK | 2018年1月20日 (土) 10時35分
ブログ管理人様、遅ればせながらレスありがとうございました。
ご存知かと思いますが、この第一作「ゴジラ」に使われたM24の
ミニチュア、後に色んな戦車に改造されましたよね。記事中の写真
にもありますけどM4になったり(足回りが全然違いますけど…;;;)
61式にもなったし、新しい例では「ゴジラvsビオランテ」の90式
にもなったり。(<ビオランテの触手に破壊されてましたけど…;;;)
この90式戦車、平成の東宝自衛隊のMBTですけど劇中では結構
コテンパンにヤラれてますね(;;;) デストロイアのオキシジェン
・デストロイヤ・ビームにヤラれたり、「ゴジラ×メカゴジラ」の
冒頭じゃゴジラに蹴られたりして。この「×メカゴジラ」の90式、
東京マルイの市販RCですけど、これもご存じでしたか? 結構精密
な出来ですから、そのまま映画撮影用のミニチュアに使えるという…
「シン・ゴジラ」には自衛隊最新鋭の10式戦車が登場しましたけど、
これはほぼ全部CGでしたね。もう、この手の兵器のシーンは全部CG
になるんでしょうね。ミニチュア特撮を愛好していた者にとっては、
少々寂しいですが… まあハリウッド映画界でも、あえてCGを避けて
ミニチュアを使う監督さん達もいますし、ミニチュア特撮もまだまだ
頑張って欲しいですね。
投稿: レスありがとうございました | 2018年1月24日 (水) 22時32分
レスありがとうございましたさん
お返事と丁寧な解説ありがとうございます。
戦車台座の流用は有名な話ですね。
他にも、Aサイクル光線車の上部分をウルトラQの地底超特急西へ
の新東京駅の後ろでレーダーとして使われていたり、キングコングの
逆襲のドクターフーが使っていたジェットヘリは、緯度0大作戦の
調査船に乗せられていたり、ガンヘッドの地下で燃えていたり(^_^)
あと、おっしゃるとおり、最近の作品はほとんどがCG(まあ樋口監督
のこだわりで部分部分では、ミニチュアもありますが)になってしまっ
て特に洋画の多くはCGでつまらなくなりました。
個人的には円谷英二さんが手がけた作品から中野さんが引き継い
だ日本沈没や東京湾炎上くらいまでが特撮の醍醐味のある作品
として好きで何度も見ています。
平成シリーズも頑張って作られていますが、昔の作品に比べると
技術が上がった分に加えCGも入ってきて映像も綺麗すぎる感じが
して少し残念な気持ちもあったりします。
でも、特撮映像作品は続いて欲しいです。
投稿: ZEAK | 2018年1月25日 (木) 07時29分