SIGMA GLOBAL VISION レンズ体験会(SIGMA)#minpos #SIGMA #CAMERA
毎年恒例となりつつあります。
SIGMA × みんぽす/WillViiさんの、新作レンズによる、体験撮影会が12月15日に開催されたので、体験に行ってきました。
相変わらず、ダンディでおしゃれな山木社長。
SIGMAが一貫してやっているもので、今年の目玉は、C(コンテンポラリー)、A(アート)、S(スポーツ)ラインのコンセプトによる明確なレンズ選びが可能になったこと。
その割にAのレンズ7本と、特化して出されたので、来年はバランス良くラインナップしていくとの事でした。
製造は、メイン拠点となる会津工場を基本に、北関東~諏訪まで含めて、部品供給され、完全MADE IN JAPANのラインで行っているそうです。
会津にはこのほか、富士フイルムホールディングス(主に医療関係)も拠点があるそうで、カメラメーカーが根付居ているとのことでした。
これ以外は、MTF測定器A1の自社開発による、レンズの全数検査を実施。
Merrillの高品位なセンサーがあることから、ベイヤー測定器を自社で作ってとなったそうです。
それ以外のトピックとしては、USB DockとSigma Optiimization Proによるカスタム化が可能になったこと。
これ、昨年暮れにその概要を紹介しましたが、別売ですが、新しいカメラが出ると、AF含め微妙な調整が必要になるのですが、DOCKを導入すれば、簡単にレンズのアップデートができるという優れもの。
最近では、次々に新たなカメラが出てきますので、SIGMAレンズを沢山持っている人には必須ですね。
あと、今年はマウント交換サービス(有償)も開始されたのは話題になりました。
普通、カメラメーカーを変えると、レンズは新たに買わなければなりません。おまけに、アタッチメントをA社からB社に変えるだけでは、全体のバランスや、AF精度などが変わらないので、全部調整しなければならないのですが、それを有料で対応してくれるという、良心的なサービス。
新たにレンズを買わなければならないことを考えると、お財布に優しいサービスなんです。
ここで、おさらい。
コンテンポラリーは、ズームレンズに代表される。いわゆる入門~中級クラスのレンズで、誰もが使いやすい。かつリーズナブルな設定になっています。
アートは、最高の光学性能ということで、質の良いレンズと描写力のあるレンズ。少々お高いですが。
スポーツ、これは言わずもがなですが、大口径のスポーツにも対応出来る高光学のレンズになります。
目的に合わせて購入しやすくなっているので、多数あるレンズから悩まなくて済むのが良いです。
今一番欲しいレンズ。(笑)
60mm F2.8 DN
ミラーレスレンズの中望遠タイプのもの。
私的には19mmと30mmを持っているので、これがあると全部揃うのでw
これは、DP*Merrillシリーズに使われているのと同じレンズなので、描写力が良いです。
こちらが出発点。
当時も大絶賛された、光学ワイドのズームレンズです。
懐かしいです。
AF時代の名機。21-35mm
山木社長が好きなデザインとおっしゃていた。
18-35mmのワイドズームレンズ。
15-30mm
スゲー
8-16mm超ワイドズーム。
この辺を出しているのはあまりないとのこと。
このようなインパクトのある写真が撮れます。
てゆうか、私には難しい。(汗)
広角好きですが、
レンズ構成です。
MTF曲線
ディストーション、周辺光量のグラフ。
このようなデータまで公開しているのは、SIGMAとLeica位とおっしゃっていました。
また、レンズ性能に加え、安定した撮影が出来るようにそれに耐えられる部品を上手く使っています。
ロングズームの場合、レンズが大きくならないように(主に廉価版に多い)は二段繰りだしで光軸を確保しているとも。
随所に使いやすさが工夫されています。
来年からは、波動光学的MTFと幾何光学的MTFの両方をネットやカタログで公開する予定とか。
ここからは、カメラマン塙 真一先生。
いつも明るくて楽しい先生です。
我々が聴けないことをずばっと聴いてくれました。
Q:ミラーレスのレンズが安くなっているけど撤退しないですよね。
A:ミラーレスはこれからも普及していくので、継続します。
Q:50mmのF1.2を出して欲しい(笑)
A:それは考えておきます。
とのこと、ほかにも色々質問しましたが。
ということで、続きます。
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コメント
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ZOOM GAMMA、知りませんでした。かっちょいいっすね。オクで転がってるかな?(最近そればっか)
投稿: しまみゅーら | 2013年12月20日 (金) 12時59分
8-16広角ズーム、すごいですね。
別のサイトにもα7R+コシナUWH12の絵がありましたが、
パースが強烈です。
対称型なので、レトロに比べて周辺光量は落ちますが、
水平線のある構図ではゾクッとします。
Xpro1の12mmはレトロフォーカスタイプのようですが、
ネットではディストーションをソフト補正しているのでは?の
記事もありました。
投稿: かんてつ | 2013年12月20日 (金) 15時23分
しまみゅーらさん
流石に古いモノなので、なかなか出てこないかと。
ただし、Nikon、Canonあたりはけっこう出たと思うので
そちらのマウントなら可能性があります。
昔のSIGMAレンズは、販売店側の認識では、純正レンズ
が高くて、2nd商品的な意味合いで売られていましたが。
どっこい、最近のSIGMAレンズは、下手すると本家よりも
鋭い描写力があるものもあります。
レンズメーカーなめんな(笑)って感じです。
あ、SIGMAさんはカメラメーカーでもありますが。
かんてつさん
私も以前別のシリーズのを借りましたが、描写力は半端なく
素晴らしいです。
確かに、周辺光量落ちは仕方ないですね。
>ネットではディストーションをソフト補正しているのでは?
この辺は定かでないですが、FUJIもSIGMAも独自の検査
機構を持っているし、SIGMAの場合、MTF曲線等を前面に
掲げているので、安心して使えます。
因みに、1つのレンズの設計は基本1人でやるそうで、
高いレンズの組み合わせが好きな人と、安めのレンズで
性能以上のものを出す人など、それぞれ特性があって、
面白いと山木社長がおっしゃっていました。
投稿: ZEAK | 2013年12月20日 (金) 16時37分
ZEAKさん、
レンズ構成、周辺光量、MTFは、
昔の銀塩の時代には、アサヒカメラ、写真工業等の専門誌でも
テストレポート等で公表されていました。
ミラーレスとセンサーの大型化によって
ライカマウントのレンズが、お高いライカだけでなく
他のカメラでも使えるようになり、
レンズに対する興味が増し、情報開示が盛んになったような、
そんな気がしています。
また、
昔、35mmSLR全盛時は、レトロフォーカスの広角しかなく
その画像に馴れきっていました。(僕は)
今、レンズシャッターカメラに使われる
ヘリアータイプが見直されているようにも思います。
確かに、このレンズ、価格以上の驚き、感動をもたらす、、
他人様のブログで学んだことですが、、、
デジタルには疎いので、メーカーの技術者に聞いてみたいのですが、
周辺光量はまだしも、ディストーションのソフト補正など、
簡単に出来るものでしょうか?
コンデジ全盛時に、薄くするための鏡筒の開発競争があって、
ある大手は、面倒なズームのメカよりも簡単なメカ設計で
ソフト補正に走った、、という噂も聞いてます。
投稿: かんてつ | 2013年12月21日 (土) 19時45分
かんてつさん
山木社長もおっしゃっていましたが、各種データ類は、カメラ雑誌が
取り上げるのですが、サイトに載せてあるメーカーが少ないというこ
とでした。
そもそも、高精度のレンズが増える中、検査をするのに適したマシン
がないので、自社のFoveonをつかって作ってしまうというのがすごい
です。
おまけに、全品検査をしているのはあまりないということもありますし。
世界中で評価されるレンズメーカーとしては、SIGMAはかなり良い
メーカーだと思います。
まあ、比較対象がレンズキットの低価格版なので、余計SIGMAレン
ズの描写力が素晴らしいんだと思いますがw
逆に、沼にはまると、10万20万なんていうレンズはざらですので、恐
ろしくてそこまで行けませんが、体験等で使わせてもらうと、うわ、こ
れめっちゃ欲しいってなるのがやばいです(笑)
ユーザーの方なので、銀塩時代とデジタル時代のレンズの差はわか
りませんが、それでもかなり各社特性を出して作ってくれていると思
います。
また、それぞれのメーカーによって、カメラの味付けも色も、描写力
も特性があるのが面白いです。
ただ、感覚的に言うと、SONYの場合、鮮やかに出るように、味付け
されているのがどうかなと思います。
それに比べると、NIKONやSIGMAは実際の見た感じのナチュラルに
写ると思います。
FUJIはフィルムメーカーだけあって、フィルム特性に併せた面白色づ
けをしていますし、それぞれのフィルム特性に合った色合いを出せる
唯一のメーカーではないでしょうか。
それに合わせたレンズを出すにも、筒の軸がずれないように全品
金属筒を使っているというのも好感が持てます。
投稿: ZEAK | 2013年12月21日 (土) 20時14分
ZEAKさん、
カメラ(それも銀塩)から離れて10年以上、また、ましてやデジタルなど
無知もいいところで、恥ずかしながらFoveonのこと知りませんでした。
ネットで検索してやっとわかりました。
そういえば、この前のZEAKさんのフジのレポートで、RGBフィルターが
ベイヤー配列ではなくランダムな配列のセンサーがあったように覚えています。
銀塩粒子もランダムな配列なので、この辺から出発しているのでしょうね。
ZEAKさんに触発されて、最近デジタルにのめりこんできました。
(カメラを買うのは未だ先になりそうですが;苦笑)
投稿: かんてつ | 2013年12月22日 (日) 11時00分
かんてつさん
デジカメは一眼レフが面白いですよ。
メーカーやレンズによって、味が違うので奥が深いです。
好みの色や写り、持った感じの質感やダイヤル、シャッター
など、持った感じ。
あとは、メニューの使いやすさなどを調べた上で、最適な
ものを選んでくださいね。
ちなみに、Foveon X3を使った一眼レフのSDシリーズは、
癖があるので、難しいと思います。気楽に撮れるカメラ
ではないかと(笑)
それ以外でしたら、各社好みのものを選ばれると良い
でしょうね。
投稿: ZEAK | 2013年12月22日 (日) 12時43分