台風の爪痕（とはいえ、２６号っすけど）

台風27号は、太平洋沖を通過したために、それほど被害は発生しませんでしたが、その前の２６号。意外と凄かったようで・・・
そのため、２６号の時には東名高速道路富士～新清水JCTが３日ほど高波のため通行止めになりましたが、今回は夕方少し通行止めになったくらいで、27号本体が通り過ぎる時には特に波もすごくなかったです。

いつも撮影でお世話になっている、清水港の漁港エリアですが、伊豆大島の大災害の時に、こちらでも大変な事になっていました。

先週末の日曜日に行ってみました。

ここにはちゃんと、進入防止とゆうか、釣りをする人向け用の出入口が付いたフェンスがあったのですが、フェンスが吹き飛ばされていました。

岸壁から垂れ下がったコンクリート。
これ、どこのものかというと・・・

こちら側の土台なんですねぇ（＾＾；

近所の私と同年代くらいの漁師の人が言ってましたが、台風２６号の時に明け方、固定していた漁船が心配になって海に行ったら、東日本大震災の津波の時みたいな巨大な波がけっこう打ち寄せてきていたので、怖くて戻ってきたという位でしたから。

この台形部分のコンクリートが丸ごと３０ｍ位波にとばされて、写真１の状態になっちゃった訳です。

外防波堤に留めてあった船（違法係留ともいわれていますが）も４艘のうち、３艘が海のもずく（ﾟﾟ ）☆＼ぽか
藻屑となってしまったと言うことです。
格好良かったクルーザーとかがなくなっちゃったということで。
被害の大きさが・・・

もう一つは

写真の先。
これではわかりませんね。

このブイが浮いているところ。
港の静穏域を確保するための突堤ですが、こちらも同じ台風の波で２０ｍ位崩れてしまいました。

さっきの入口付近を反対から

漁港区域と港湾（貿易）区域を分ける、隣のフェンスもごらんのように崩れています。

突堤に行ってみます。

ずいぶん遠くまで突堤が壊されています。
ブイを浮かべてあるのは、漁船が出入りするときに船底やスクリューが崩れた突堤に当たらないようにするためですね。

別アングル（港の内側）から

早期の復旧をおねがいしたいです。

みなさんも、台風の時には海に近寄らない方が良いですよ。
コンクリートの強固な防波堤やら突堤も壊す破壊力ですから。

毎回、波を見に行くとかいうアホがいますが、危険です。