DIMEオリジナル万年筆 その2比較・調整編(小学館)
昨日紹介したDIMEオリジナル万年筆ですが。
以前紹介したサライ(小学館)の万年筆と同じと書きましたが、比較です。
基本の型は同じものを使っているようです。
クリップも同じ。
天冠は、サライにはアイコンがあるので、それがプリントされていて、多少丸みを帯びています。
首軸から上は同じものを使っています。
ちなみに、DIMEの方は、インナーキャップ(ペンが乾燥しないように中に入っているキャップ)の収納が少し甘いらしく、きっちりと尻軸にささりません。
最初キャップを尻軸に挿しても抜け落ちた位ですから。
こんな感じです。
あー、これは大量生産している関係でちゃんと組み立てられていないからかもしれません。
別アングルから
上から
この状態では、同じペンを使っているように見えますが・・・
ニブとゆうか球の大きさが全然違います。
もしかしたら、個体差かもしれませんが、右がDIME左がサライです。
切り割りの寄せの違いもあると思いますが、DIMEのは球が少し大きいです。
Twitterでも何人かが、M字や太字っぽいとつぶやいているので、今回のは太いと思います。
太いのでは無く、作りがイマイチですな。
切り割り広すぎの上に、ペン芯の具合が悪いらしく、多くの人がどばどばという意見です。
vs MONOMAX COACH万年筆
モノマックスに付いてきたCOACH(コーチ)の万年筆です。
上品さや雰囲気、外の筒の作りはCOACHの方が雰囲気があります。
特に、クリップの形状がカネかかってます(^^;
雰囲気的には、LAMYのバウハウス系プロダクツとゆうか(笑)
開けたとたん、今度はDIMEの方が良いです(笑)
DIMEの方は、ちゃんとHEROって書いてあるし。
COACHの方はつるぺたです(笑)
万年筆筆記状態比較編
とりあえず、インクが入っていたオマケ万年筆、普段は試したらインク抜いちゃいますが(笑)の筆記状態を比較したいと思います。
とゆうのも、良くこちらのブログで紹介していますが。
インクの成分や色によっては、コンバーターやペン芯、ペン先が染まってしまう例が多いです。
かくゆう私も、デモンストレーター(透明軸ね:スケルトンとも言います)で、カラフルなインクや濃いインクを使っていて、筒が見事に染まってしまった経験があるからです。
特に、赤系、紫系は一発で染まります(笑)あとは、ブルーブラックも種類によって染まるものがあるので注意です。
パイロットの823が染まってしまった場合は、(色にも寄りますが)パイロットのペンクリニックで、内部洗浄お願いしますと言って頼むと、クリニックの時に限り、無償で内部洗浄、グリス塗布を行ってくれます。
こちらが、オマケ万年筆での字幅の違い。(調整前)
goodsPress(緑色)のは、極細~細字
COACHのは、中字(M字)
DIMEのは、太字(B字)~BB位(調整前)
とまあ、オマケでもこんだけ太さに差が出ています。
あとは、切り割りの寄せの状態にもよります。
オマケですので、調整や研ぎの練習にも使えるので、まあ良しとしましょう。
出にくい場合は調整しますが、私の場合は、たいがい当たりの万年筆なので、あまり調整していません。
以前、セーラーの川口先生と雑談していた時には、オマケの万年筆が出ると、だいたいペンクリニックに持ってきて調整してくださいという人が何人かいるそうです(笑)
調整前の字幅。BBやMS(ミュージック)よりも太い(笑)
コースやズーム
Aが調整前。
Bが切り割りを少し寄せたところ。M字に近くなりました。
が、ペン芯の具合がイマイチなので、更に調整する必要がありそうです。
とゆう訳で、抜いてみました(^^;
注:良い子はまねしないでね
切り割りを寄せて、隙間が見えなくなりました。
ペン芯は特に不良なところは見つからず。
合体。
これで更に細くなりました。
Bに比べて、Cは一段細くなりました。
FとMの中間くらい。
でも、まだ若干ペン芯にインクが貯まるようです。
ぼた漏れするほどではないので、暫く様子を見ましょう。
手持ちの歴代オマケ万年筆群(笑)
いつの間にかこんなに増えてしまいました(汗)
左から、
檸檬(ラピタ)高戸一水(ヴァルタン)さんからいただいたもの。
赤と黒(ラピタ)
黒と赤(ラピタショップ)
ALWAYS三丁目の夕日(ラピタ)
ホワイト(ラピタ)休刊記念?
プラチナサライ(ラピタ)休刊記念?
サライ
goodsPress
COACH
DIME
となります。
ほかにも出ていたかもしれませんが、まこんなもので(^^;
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今回のは評判がよろしくないみたいですが、ペン芯の番号とかは関係あるんでしょうか?
自分のペン芯は1番でしたが。
投稿: ニジノスキー | 2013年3月18日 (月) 15時00分
ニジノスキーさん
ペン芯の番号は関係ないです。
あれはたぶんプラモと一緒みたいな感じで
ペン芯を作っているのだと思います。
それよりも、今回のはみんな言いますが、
切り割が開きすぎてて、どばどばっと太字に
なると口をそろえています。
幸いペン芯を寄せたら、普通の状態になった
ので、製造工程か管理の状態が悪かったので
しょう。
でも、これで、クレーム付けられたら、小学館も
大変だ。
以前は、アンプ内蔵スピーカーが、半田ミスで
LRのはずがLLでしか音声出なかったことがあっ
て、都合3回交換してもらいました(笑)
その時の電話も、周りで電話沢山鳴ってたしw
投稿: ZEAK | 2013年3月18日 (月) 15時05分