1年近く放置してもインクが出る驚異の万年筆 #3776century(プラチナ萬年筆)
既に、趣味の文具箱20号をご覧の方はおわかりかと思いますが(^^;
趣味の文具箱やステーショナリーマガジン、ノート&ダイヤリーで有名なエイ出版さんより、今度久々にリニューアルされた、プラチナ萬年筆の#3776centuryをお借りして試用する機会がありましたので、紹介します。
さて、どちらが新しいモノでしょうか?ヾ(^ )コレコレ
上が従来品。下が#3776centuryです。
見分け方は、キャップリングの2本線とリングのふくらみ。
あと、万年筆の胴軸部分が現行品よりも一回り太くなっています。
クリップ部の拡大。
クリップの形状は似ています。
リング部の拡大。ちょっとロゴが小さくなって、リングが盛り上がって高そうに見えます。
尻軸部分も太さと長さ、丸みの形状が若干異なっています。
キャップを外してみました。
ここで、わかりやすいのは、首軸のリングの有無。
金色に輝いているのは、現行品。黒いのがセンチュリーです。
また、ネジ部分の幅と切り方が異なっています。
拡大図。
現行品はほぼストレートな形状をしていますが、centuryは段差が大きいです。
ペンの形状は一見似ていますが、
写真ではわかりにくいのですが、centuryの方が気持ちエラが張ってている感じがあります。
横から見た図。
ペン芯の形状が変わっています。
またペンの包み部分が若干ちがうようにみえますし、centuryは、JAPANという刻印があります。
裏から見ると、ペン芯は新たに設計し直されています。
まあ、普段意識して見る部分ではないので、現行品をお持ちでなければわかりませんね(^^;
重さは、
全体
現行品 20.3g(含むカートリッジ)
センチュリー 22.7g(含むカートリッジ)
と、センチュリーが2.4g重くなっています。
キャップ
現行品 9.2g
センチュリー 10.6g
本体(首軸胴軸+カートリッジ)
現行品 11.1g
センチュリー 12.1g
胴軸
現行品 5.1g
センチュリー 5.0g
首軸(含むカートリッジ)
現行品 6.0g
センチュリー 7.2g
と微妙に重さが異なっています。
また、首軸の形状というか、インク穴部分の処理もびみょうに変わりました。
こんな感じ。
写真上がcentury、下が現行。
写真の収差があったとしても、胴軸が太いのがおわかりになるかと思います。
ネジの切り込みもかなり異なります。
右century、左現行。
全国一斉発売は、9月からですが、主要都市のいくつかの文具店では8月上旬より先行発売を行うところもあるようです。
« 昔、ノートに落書きしたパラパラマンガが生き生きと蘇る(日産) | トップページ | 高品質な大学ノート MONOKAKI (満寿屋) »
「万年筆」カテゴリの記事
- カヴェコとゆかいな仲間たち(2018.03.27)
- 低価格でも書きやすいカヴェコ パケオ(2018.03.26)
- キャップレス(バニシングポイント)の正しいインク吸入の仕方について(2017.10.20)
- カランダッシュ849万年筆蛍光オレンジその2(2017.10.03)
- カランダッシュ849万年筆蛍光オレンジ(^Д^)(2017.10.02)
コメント
« 昔、ノートに落書きしたパラパラマンガが生き生きと蘇る(日産) | トップページ | 高品質な大学ノート MONOKAKI (満寿屋) »
本栖は入手済みですが、センチュリーも楽しみです。
フローが良い極細が好きなので、センチュリーの極細と超極細に期待してます。
投稿: lloigor | 2011年8月 9日 (火) 08時21分
lloigorさん
値段的にリーズナブルなのと書きやすいので、ペンの種類で
何本か欲しいですね。
投稿: ZEAK | 2011年8月 9日 (火) 09時07分