3D映像を見るから撮るへ GS-TD1モノフェローズセミナーその2本体技術編 (Victor JVC)#minpos
VICTOR JVCの技術の結晶 GS-TD1の続き、メカ編です。
デジタル化は1990年より。2002年にはHD化と次々に進化を遂げています。
マシンの紹介は鳴井さん、前日の経緯は神賀さんです。
現在ファルコンブリッドを搭載したカメラは、今回紹介している3D対応のGS-TD1他ですが、もう一つのマシンに超高速連写、高速撮影できるGC-PX1があります。
GC-PX1は今回、実機は紹介されませんでしたがカタログ値でもスゲーマシン。
デザインはNEX5にロングサイズのレンズを搭載したデザインですが、なんと、300コマ/秒(640×360)も撮れるという超高速度撮影が可能なビデオです。
もちろん、ファルコンブリッドが搭載されているので、高画質5.7MB(3200×1800)で撮影しても60コマ/秒撮れる、こちらのモードでも決定的瞬間を切り取る事が可能。
こっち欲しいかも(゚゚ )☆\ぽか
話を元に戻すと(^^;
カメラレンズでは羨ましいF1.2の驚異の明るさのレンズと、総画素数332万画素×3の高感度B.S.IのCMOSセンサーを搭載していて、夜景などでもめっちゃ綺麗に映るというもの。
画素数が332万画素っていうと、デジカメが1400とか1600万画素と言っている時代に、低いのではと思われますが、デジタルビデオの世界は200万画素相当が多いのでかなり高品位なビデオとなります。
そもそも、テレビの画面がフルHDで1920×1080なので、仮に、DVDをパソコンで再生すると、画面の1/4や2/3で表示されたりしますが、普及クラスのパソコンの解像度の2/3程度の画素で大型テレビって映っているのが一般的なんですねぇ~。
両チャンネルというか、両側のCCDをうまく合成して3D(立体ビデオ)の撮影ができる訳です。
当然、ファルコンブリッドは、3Dで録画している途中でもズームができますし、マシンが自動的に前後の距離を計測して立体補正をしてくれるので、出始めの頃の3D映画と比べても格段に見やすい3D映像が楽しめるようになりました。
昨日も書きましたが、VICTORは昔からバイノーラル録音(人間の耳に限りなく近いマイク)の世界ではかなり知られたメーカーですので、この技術を発展させて、BIPHONICテクノロジーが搭載されています。
しかもPCM録音で、マイクの形状も人間の耳に近いセッティングがされているので、立体音響が録音できる訳です。
ヘッドホンをして聞いてみると、もう鳥肌もの(^^;
すげーリアルです。
これも、ワイドに広がっているレンズの両側(マイク端85mm)で録音することで、3D音声が撮れるわけです。
映画館もドルビーサラウンドにTHXシアターが増えていますが、映像が立体化されるだけでは空間的な広がりが感じられませんが、これに立体音響が入ると、まるでその世界に居るように感じられるので、音声も非常に重要なファクターとなります。
ヘリコプターやジェット機が頭上を通り抜けて行くとかが、画像だけで無く音声も加わる事で体感できるようになります。
あいにく家には3D対応した映像を見る機械がないのですが(^^;
このGS-TD1のモニターで3Dメガネなしても、立体映像を見ることができるので良いです(^^;
現時点で、ブログでは3D対応していないのでちと紹介が難しいですが。
こればかりは、店頭で体験するか、レンタルなどにあったら使って見ることをおすすめします。
こちらが2代目の3D録画用のユニット。
ちょっと眠そうですが(^^;
ちなみに、最初のマシンは、基盤にCCD(CMOS)がくっついたものでしたが、これは撮影不可(たぶん、見る人が見れば基盤構成などがわかってしまうためと思われます。
こちらが3代目?の検討モデル。
ちょっとお目々がずれてますが、かなり製品に近いデザインになってきています。
参考までに、人間の標準的な目の幅は65mmだそうで、当初それを元に検討したそうですが、どうも焦点が合わないというか立体補正が難しく、現在の35mm幅に落ち着いたそうです。
それにしても、合焦というか、録画時点の立体画像のサーチはけっこう早いです。
試撮影時の写真(こちらはNEX5で撮影)
モデルさんは、踊ってみたで有名な、ぐり子さん(左)と馬琴(まこと)さん
あとミンカ・リーさん
が、それぞれ3人、2人、1人で踊るシーンを3Dで撮影。
あとで、みんなで鑑賞。
意図的に風船を置いてあって、これがまた妙に立体映像しているのに皆驚きの声を上げていました。
確認タイム(^^;
右端の方が、本田先生。
ちなみに、3Dメガネがないと、ダブって見える画像が映っているだけで何がなにかわかりませんw
« 静電式タッチペンを搭載したマルチペンスマートアルファ(Smart@lpha) | トップページ | 小さくても良質な再現の PS210 (PHIATON) #minpos »
「携帯・デジカメ」カテゴリの記事
- 進化する4K2000万画素アクションカメラ(VANBAR)その3 作例編(2019.06.09)
- 進化する4K2000万画素アクションカメラ(VANBAR)その2 設定編(2019.06.07)
- 進化する4K2000万画素アクションカメラ(VANBAR)その1開封編(2019.06.06)
- タッチパネル機能を持ったアクションカメラVANBAR その4写真編 #アクションカメラ(2019.03.17)
- タッチパネル機能を持ったアクションカメラVANBAR その3動画編 #アクションカメラ(2019.03.16)
「電脳小物」カテゴリの記事
- 予備の活動量計Activity 24/7 AUTOMATIC ACTIVITY TRACKER (Withing)(2019.12.10)
- 長さ3mのながらiPhoneに便利なL型アングルの充電・シンクロケーブル(2019.08.21)
- 低価格で防水機能IPX8等級、かつ音が良いQ35+(soundPEATS)(2019.08.15)
- 低価格で高音質のケーブルレスヘッドセットMove (MUSON)(2019.06.01)
「モノフェローズ・みんぽす」カテゴリの記事
- セキュリティ対応型HDD LHD-PBM10U3BSその3比較+他のPCで見てみた編(Logitec) #minpos #みんぽす #Logitec(2017.05.12)
- セキュリティ対応型HDD LHD-PBM10U3BSその2セットアップ編(Logitec) #minpos #みんぽす #Logitec(2017.05.11)
- セキュリティ対応型の外付けハードディスクLHD-PBM10U3BSその1本体編(Logitec) #minpos #みんぽす #Logitec(2017.05.10)
- Android用CDプレーヤーその3外付けDVD編(ロジテック)*minpos #Logitec(2017.02.17)
- Android用CDプレーヤーその2Android使用編(ロジテック)*minpos #Logitec(2017.02.15)
コメント
« 静電式タッチペンを搭載したマルチペンスマートアルファ(Smart@lpha) | トップページ | 小さくても良質な再現の PS210 (PHIATON) #minpos »
3Dは体感しないとわかりにくい製品ですよね。Blu-rayなどの映像は家電屋で体験出来ますが、ビデカメは撮影したのを3Dテレビで見る機会なんてないからどんな感じか気になります。ZEAKさん羨ましい(^_^;)
にしても通販だとだいぶ安くなったのですね。ビデカメの性能向上と価格下落はすごいですね。2Dのエブリオだと激安だし。
投稿: あまぴあ | 2011年7月27日 (水) 13時53分