レンズ専門メーカーSIGMAのパワーあふれる体験会(モノフェローズ・シグマ)その1シグマの歴史
12月19日都内某所ヾ(^ )コレコレ
サザエさんで有名な桜新町のレンタルスタジオHUDSONさんにて、交換レンズと最近ではすごい描写力でカメラマニアを魅了する高級コンデジDPシリーズで話題沸騰のシグマのモノフェローズセミナーが開催されました。
シグマレンズといえば、若い頃NikonF3やEMを使っていた頃にずいぶんお世話になったメーカーさんです。
恥ずかしながら当時は、Nikon純正レンズが高くて買えずに、3rdパーティといったイメージが強かったです。(汗)
シグマさんごめんなさい。
考え方間違ってました(汗)この場をお借りして長年の誤解を訂正いたします。
シグマは、国内のカメラレンズメーカーとして、最後発だそうで1961年創業の新進気鋭のメーカーさんです。
当時は国内で大小併せて50社ほどあったのだそうです。(この辺は万年筆といっしょですね)
名称の由来が、英字でかぶらないものという点でSIGMAにしたのだそうです。
その事業戦略がすごくて、
自社ブランド中心の事業展開
他社との差別化
内製化の徹底
この辺は、CASIOと何となく通じるものがあります。(私的に感じたことですが)
シグマを一躍有名にしたのが、コンバージョンレンズ。
当時、コンバージョンレンズと言えば、レンズの前方に付けるのが主流だったのに対し、Telemac 2xは、ボディとレンズの中間に装着する機種として売り出し、大ヒット。
以降、現行のコンバージョンレンズはみんなこの形になったそうです。
残念ながら特許を取らなかった関係で他社も追随して・・・もったいない。
ちなみに、日本で現在残っているカメラレンズメーカー(単独)は、シグマ、タムロン、コシナの3社だそうです。
当時から面白いレンズを多数出していて、(私的には知りませんでしたが)フィルターマチックシリーズは、このレンズの中に3種類のフィルターが入っていて、切り替えができるというユニークなものも出されていました。
今では、CCDに電子的にフィルターを加えることがありますが、たぶん当時としてはかなり斬新なシステムだったと想像できます。
このミニズームも画期的で、F値が3.5固定で39-80mmが使用できるなんて凄いです。
普通ズームは、望遠側になるとF値が大きくなり、かなり暗くのが一般的なのですが(あー、廉価版のレンズね)、当時からF値固定というのが凄いです。
SIGMAがこれほど冒険とゆうか、凄い展開ができるのも大半を自社で加工処理ができることから来ているんだそうで。
技術者も自信を持って開発ができる環境があるからこそなんですね。
ちなみに、カメラが好きでメーカーに就職を希望する人は、大手よりも専属でカメラのレンズが開発できるSIGMAなどを希望する人も多いとか。
と一見、順風満帆なシグマさんですが、厳しい状況も何度か耐えて現在に至っているとのこと。
その大変な時期というのが、1995年と2008年。いずれも超円高の影響だそうで、1995年においては、国内の有数のメーカーさんも生産拠点を海外に移して円高に対抗したのだそうですが、SIGMAさんはやはり国内製造にこだわって、頑張っています。
ちなみに、SIGMAさんのレンズは、8割が海外、2割が国内で販売されているとのこと。
ということは、円高はかなり痛いですね。
この経験を更に土台として、会社一丸となって取り組んでいるという社長自らの話しにはすごく感銘を受けました。
中でもすごいのが、ゴースト フレア シミュレーションプログラムを自社開発してしまうとか、合焦性改善とか。
メジャーメーカーに負けないレンズ品質を目指しています。
1990年代に入ると、ラインナップされるレンズの多くが世界中から賞を取るようになります。
デジタル一眼レフの時代にも素早く対応、また、単焦点レンズでもF値1.4などの大口径レンズを販売し大きく評価されています。
つい最近では、マニア間で絶賛された、コンデジDPシリーズが大ヒットしたのもレンズメーカーならではの技術力から来ているんだと思います。
とゆう訳で、済みません前振りだけでけっこう長くなってしまいました(゚゚ )☆\ぽか
このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「 みんぽす」のモノフェローズイベントに参加して書かれています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います)「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局)
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コメント
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今は『ぼけ』全盛の時代(撮影される画像に、何でも感でもボケ味を強く求めて、一点焦点あわせて残りはボケ、という画像が流行るというか、それが写真の醍醐味だと思われている時代)。
シグマさんも苦労が絶えないでしょうなあ。
ナショナルジオグラフィー(英語版)の背表紙には、かつて、シグマレンズを使うプロ写真家とその写真が紹介されてました。シグマは日本の誇りでしょう。あのようなすごい写真がシグマレンズで取られているのもあるかと思うと、興奮したことを思い出します。
それにしても、DPxxの後は、何で出さないの?と、よく思いますが‥
投稿: やまかん | 2010年12月21日 (火) 19時11分
やまかんさん
確かに、ボケがデジ一の醍醐味ですからねぇ。
でも、ジブンはパンフォーカスでも好きですよ。
人物画とかをメインに撮影している人はやはりボケ具合が
良いと思いますけど。
街並み写真を撮る側としては、へんにボケるとなんかなぁ~
みたいな(汗)
やはりくっきりはっきり写って欲しい。
シグマは海外では評判が高いようですね。アワードを沢山
受賞していますし。
今はDP2ですね。
来年あたりすげーカメラが出るようなので、期待大です。
RGBがダイレクトに伝わるFoveonのシステム3層フルカラー
センサーが進化するとのこと。
デジタル一眼レフのSDシリーズ最高峰が来年にはライン
ナップされるとのことでした。
全判に伸ばした絵を見せてもらいましたが、毛穴まで見える
ほど、鳥肌が立つ描写力です。
期待しましょう。(^ー^)
投稿: ZEAK | 2010年12月21日 (火) 19時47分
おお、うわさはどうやら本当のようなんですね。来年のシグマ、SDに期待します!
シグマの30mmF1.4と50mmはよくぼけるので人気大です。ボケだけが写真かあ??、と思って少しひねくれている私です。
また、フォーサーズはボケが少ないといわれ出ているようですが、背景で何が起きているかは判る程度のぼけ方をしてくれるレンズもあるので、コンポジションとしては絶妙な完成度になることがあります。猫写真や犬写真とはまた異なるので、完全にぼけてくれないほうが良い場合も多いです。
ということで、ボケボケ、といわれると、ちょとムッとすることもある私でした´ω`)ノドモ
投稿: やまかん | 2010年12月21日 (火) 21時02分
やまかんさん
SDは今以上に進化するようですが、問題は値段かなぁ?
そこまでは聞けませんでした(^^;
ぼけは適度にが良いですね。
昔、銀塩フィルムカメラを使って、上野のパンダの前で
写真撮ったら、子どもと神さんは綺麗に写ったのに、
肝心のパンダが綺麗にぼけてくれましたwww
投稿: ZEAK | 2010年12月21日 (火) 21時39分
マイクロフォーサーズ向けのレンズを作って欲しいので、社長さんに伝えておいてくださると嬉しいです。
街中でも女性がMフォーサーズ(特にE-P1。値段が半額になったからでしょう)を使用するのを目にするようになりました。ユーザーの裾野が広がってます。そのうち、シグマでもそれ向けのにじゃんじゃん作ってくれると期待してま~す。
E-P1は合焦が遅く、時に焦点を迷いまくりますし、重たいので、PLやGHの方がお勧めですよねえ。なぜか、P1で撮影している人によく出会います。おしゃれだからかも。。
それにしても、シグマ社に招かれるなんてうらやましいです。
投稿: やまかん | 2010年12月22日 (水) 06時10分