カポッ
どなたかのブログなのか、有名な作家の(雑誌の)コラム(随筆)なのか失念したが、以前読んだものの中に、「ペリカン(鳥さんではないよ)のスーベレーンM800(もしくは1000)のキャップを開け閉めする音が、すこぶる気持ちの良いモノだ」ということが書かれていた。
私が持っているのはスーベレーンM800。
それ以外には、M100、トラディショナルM150、デモンストレーターM205しかないが。(^^;
ペリカノ(ペリカーノ)、ペリカーノJrは除く。
ペリカンの万年筆の特徴として、キャップを閉める際に、「カポ」とか「カポッ」と言う音がする。
素材によって音は若干違いますが、M800、M100、M150、M205いずれも似た感じの音がします。
一番気持ちいいのが、スーベレーンM800である。M800は、市販普及クラスの定番品。
その上にはM1000という超弩級の万年筆。(モンブランのマイスターシュトゥック149と同程度の大きさ)もあるが、個人的には一番使いやすいと思っているサイズがM800。
書き終えた後に、キャップを閉める時の音が実に心地よい。
鳥さんのペリカンは、くちばしの下がゴムのように膨らむので、こんな音はしないと思うが、万年筆のペリカンさんは、「仕事を終えたよ。」みたいな感じで「カポッ」とくちばしを休めるための音を出してくれるような気がする。
ペリカンをお持ちの皆さんは、どんな風に聞こえますか?
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コメント
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いつも拝見させていただいていますが、コメントを書くのはこれが初めてです。
私もペリカンM800を使っていますが、どうもおっしゃている「カポ」という音じゃないような気がします。
どちらかというと「カチャ」のような・・・
ただ、ペン先の根本の部分が、キャップのへりに当たりながら入っていく時に、「カロカロッ」といった軽やかな音がするのが好きです。
(本当は、丁寧にまっすぐ差し込むべきなのかもしれませんが)
それと、万年筆によってしめる時の音が違うので、
音を聞いて、同僚の誰かがわかったりしますね。
投稿: morinaga | 2008年6月27日 (金) 14時18分
morinagaさん
こんにちは、はじめまして。
コメントありがとうございます。
音ばかりは、表現が難しいですね。(汗)
祇園もとい擬音の書き方って大変です。
人それぞれ聞こえ方が違いますので(^^;
ま、他の万年筆に比べると音の個性が強いような気がします。
おっしゃるように、「カロカロッ」てゆー音も好きです。
ペリカンに似たような音がするのは、ナミキのファルコンとパイ
ロットのカスタムシリーズですね。
確かに、近くに万年筆ユーザーがいらっしゃった場合は、
誰がキャップを閉めたのかというのがわかるのが面白い
です。
また、何かありましたらお気軽にどうぞ。
投稿: ZEAK | 2008年6月27日 (金) 15時03分
私のはM600なので、軽くてネジって行く時の「素材のスレる」程度しか判りません・・・(まだ良い音がしないのだろうか?)
やっぱり、M800以上かなぁ~!<(_ _)>
投稿: ライカ市とし | 2008年6月27日 (金) 20時29分
ライカ市としさん
蓋をする時ですね。
吸入式のペリカン製品でしたら、他のメーカーとは違う
コポ、カカ、カポ、とか独特の音がしませんか?
いくつかの万年筆で、試してみてください(^^;
投稿: ZEAK | 2008年6月27日 (金) 20時35分
う~む良く解らないのですが、蓋をねじる前のあてがった時は、音がしてる様な・・・((+_+))
一番太いセーラーでは、材質の違いと重さの違いから「少し違う」様な気がします・・・(まだ判って無いな) 後日、スパルタ教育でしっかりと教わりましょう~!(汗)
投稿: ライカ市とし | 2008年6月27日 (金) 21時14分
ライカ市としさん
キャップをはずして筆記していますよね。
その後、しまうときにふたをすると思いますが、
その瞬間の音ですね。
回す云々ではありません。
ペン先をキャップに刺すときの音ですね。
投稿: ZEAK | 2008年6月27日 (金) 22時16分
初めまして。
自分自身万年筆ファンという事もあり、以前からこちらのブログは拝見しておりましたが、書込みするのは本日が始めてです。
と言うのも自分が持っているペンが取り上げていたからなのですが・・・^^;(当方学生なものであまり多くは所有しておりません)
恥かしながら、今まで万年筆を使用していてキャップの開閉の音は微塵も気にした事がありませんでした。
記事を見、手元にあるM800に耳を澄ませる・・・確かに、「キャポッ」とも「カポッ」とも取れる何とも言えない音がするではありませんが。
キャップ部分が本体と接触する、瞬間の音ですね。
面白くなり手元にある万年筆を全部引っ張り出してみましたが、なかなか同じ音は出ません。
国産のものはどうも高い音のように聞こえるし、はめ込み式のものは空気の抜けるような間の抜けた音。金属でできたものには金物の擦れる耳障りな音がする物も。
今夜初めて新しい万年筆の楽しみ方を見つけることが出来ました。
店頭でチェックすべき要素は書き味、歴史、外見、それと音ですね。(笑
投稿: むつきやまと | 2008年6月27日 (金) 22時32分
むつきやまとさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
ほかのメーカーとは違う、独特の音ですよね。
擬音の表現は難しいですが(^^;
ま、私的には味がある音だと思います。
これからも何か気になるものがありましたらお気軽に
コメントしてくださいね。
投稿: ZEAK | 2008年6月27日 (金) 22時38分
>万年筆のペリカンさんは、「仕事を終えたよ。」みたいな感じで「カポッ」とくちばしを休めるための音を出してくれるような気がする。
これ、良い表現ですね!
確かに私のM800もキャップを閉めるときに「カポッ」とくわえてくれます。
素材もあると思いますが、入れ方とか入れる力加減ですかね。
投稿: MOMO | 2008年6月28日 (土) 01時29分
MOMOさん
この独特な音は、ぺりかんさんが一番ですね。
他の万年筆はこれほど不思議な音はしませんね。
投稿: ZEAK | 2008年6月28日 (土) 05時48分