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私がATOKにした理由 (導入編)

世間の皆さんは夏休みなので懐かしい話を。

WINDOWS95や98からパソコンを始めた人には馴染みがないと思いますが、昔のパソコンはFEP、いわゆる日本語変換システムは、それぞれのソフトメーカーが独自に作ったり、いろいろなソフトメーカーで作っているFEPをバンドル(同時組み込み)して販売するのが当たり前の時代でした。

現在のように、WINDOWSという基本OSが電源を立ち上げて、すぐにいろいろなソフトが立ち上がって、インターネットができてなどという快適な世界からは想像できないと思いますが、パソコンが出始めの頃は、電源を入れると無機的なBASIC言語のコマンド入力用画面かMS-DOSの画面という相場が決まっていました(^^;

そこで、いろいろなソフトメーカーはどうしたかというと、電源を入れ、システムフロッピーから自動起動するプログラムや漢字変換ソフトを組み込むシステムを読み込んでから、それぞれワープロ、表計算などのソフトを立ち上げていました。
当時はハードディスクなどはなく、二つあるフロッピードライブを使い、一つはワープロシステム用、もう一つを辞書用などとして立ち上げ、データを保存するときには辞書用フロッピーを抜き出してデータフロッピーを入れるなどまー面倒くさい時代でした。

おまけに、ワープロ用と表計算用に組み込まれているFEPのメーカーが異なっていたりなどは当たり前の世界でした。
そのうち、RAMやハードディスクが徐々に実用的になり、FEPを組み込むためのCONFIGやAUTOEXEなどを自由に設定することができるようになり、それなりに知識のあるユーザーは自分の好みのFEPを組み込んで使っていました。

当時はいろいろな会社がワープロやFEPを作って出していました。
ATOK、JUSTSYSTEMの看板ソフト。一太郎は使っていなくてもATOKは欲しいという人もけっこういる。FEP界の重鎮(^^;
松茸、管理工学研究所のワープロの松(一太郎と人気を二分)やロータス123に組み込まれていた。
VJE-β、バックス社がVJE-PENというワープロソフトに入れてあった。昔はEXCELにも組み込まれていた。これもファンが多く数年前までFEPを提供していましたが製造を断念。
刀(KATANA)、サムシンググッド社のPAGEMAKERやフリーハンドなどのソフトに入っていた。今はいずれもADOBEに吸収されてしまった。(^^;
WXII+(III)、エーアイソフトが開発したソフトでWXPというフリーソフトから派生。WINDOWSに組み込まれているMS-IMEの元となったとも言われている。
EG-Bridge、エルゴソフトさんのEGLightやアシストシリーズに同梱。
DFJ2、これはデービーソフトが提供したPI-EXEというワープロに付いてきたモノで、一部の人たちから言わせるとATOKと一太郎のパクり出はないかと言われるほどそっくりなソフトでした(^^;
FIXCER、シティソフトのWORDLY創世記というワープロに組み込まれていた。
などというものがありました。
このほか、当時はNECのPC9801シリーズ全盛でしたので、NECが組み込んでいたNEC AIなんていうものもありました。

この辺の中で、WXII+、ATOK8、刀、VJE-βあたりは往年のHP200LXに組み込んで使っている人が多かったです。

ありゃま、懐かしい話をしていたら長くなってしまったので続きます(゚゚ )☆\ぽか

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コメント

また懐かしい話題を提供していただけているようで(^^)/
私はWnnを使ってましたって言っても知らない人が多いだろなぁ。

まいあさん
Wnnって知りませんでした。
どこのメーカー?てゆーか、どういうソフトと一緒に使われていた
ものでしょうか?

なぁつかすぃー
私は遠い昔からATOK一筋ですね。
就職した時に出たばかりのWindows 3.1のIMEを一時期使わされる羽目に遭いましたが、FEP(今ではIMEの方が通りがよい?)は日本語を使う仕事の生産性に直結するため、すぐに自分でATOKを買うようになりました。(毎年毎年バージョンアップがやってくるのはちょっと・・・)
Wnnも懐かしいですね。オムロンが開発した(日本で初めての?)フリーソフトだったと思います。ATOKが商用UNIXに移植されるようになる前は、UNIX用のFEPと言えばWnnだったと思います。
Wnnを「うんぬ」と読めない人の方がこの業界でも大勢ではではないでしょうか。
何だか時代の流れを感じますね。ATOKも昔はコンベンショナルメモリに入る大きさだったのに。
そうそう、私はVZエディタ使ってました。わざわざDOS窓開いて(笑)

MOMOさん
Wnnは知りませんでした。
>ATOKも昔はコンベンショナルメモリに
そうですね、バッチファイルでメモリに読み込ませてしまえば(^^;

自分もWINDOWS98までVzとFDを使っていました。
HP200LXでもデータが相互に利用できるように半角英数
8文字でファイル名を統一していました。

Wnn(うんぬ)と読みます。
あっ、MOMOさんがコメントしていただけてましたね。
なんと製造元はOMRONなんですよ。
UNIXマシンのFEPで開発されたものをWindows版に移植したものでした。(たぶん(゚゚ )☆\ばき)
あたしはONRONのLUNAというマシンをバイト時代に使わせてもらっていた名残で(^^;

まいあさん
昔はメーカーが提供するフリーソフトがけっこうありましたね。
それでユーザーの反応を見て製品化するとか。

Wnnはまだ売っていますね。Linux版とかで。
ところでWnnの語源ですが「私の名前は中野です(Watashino Namaeha Nakanodesu)」をきちんと変換できる?、というところからきたそうですね。

まんぼうさん
はじめまして。
丁寧な解説ありがとうございました。
ネーミングの由来がすごいですね。
LinuxはZaurusでしか体験したことがなかったです。
というか、一度やろうと思いましたが、結局挫折しました(汗)
また何かありましたらコメントよろしくです。

お盆休みが明けて出社したら、pcが起動しなくなってました。
リカバリも出来ないみたいなんで、使ってないマシンに色々再設定かけて半日つぶれたようなもんです。σ(^^;

ATOKももちろん入れましたとも!
大昔のThinkPADの付録CDについていたATOK12ですが。
IMEもそうなんですど、カスタマイズしたPCで仕事していると、ノーマルマシンを使うときにしなくていい苦労をしますね。

まんぼうさん>>
Wnnの由来にびっくりしました。
これでまた、酒場での蘊蓄が増えたd(゚ ゚ )☆\ばきおい


おなら出ちゃっ太さん
あたしゃ、お盆休み中に会社で何台かのパソコンの
リカバリー、再セットアップをしていました(;_;)

ATOKに慣れてしまうと、MSIMEが使いにくくて困りますね。

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