ボックスアート-プラモデルパッケージの原画と戦後の日本文化-(静岡県立美術館)
絵画や彫刻などと言われると、敬遠しそうな方がいらっしゃいますが、そんな中庶民文化。特に昭和30~40年代の世代には懐かしい、プラスチックモデル(いわゆるプラ模型)のボックスアート(箱絵)と戦後の日本文化をターゲットにした珍しい美術展が静岡県立美術館で開催されています。
4月7日~5月20日まで
4月は年度末処理で忙しかったため、ようやく行くことができました。
5月4日
午前中サッカーインターハイの静岡県中部予選を見て、チャリで草薙(日本平の中腹)の美術館まで走ります。
けっこう最後の坂がきつい(笑)
3日には、親子プラモデル教室などもあったようで、盛況だったみたいです。
受付入り口付近からいきなりジオラマの展示があり、けっこう雰囲気が盛り上がります。
ボックスアートは、おぢさんたちのプラモデル少年世代にとってはとても懐かしいもの、というより、ほとんど知っているものばかりで・・・幸せです(゚゚ )☆\ぽか
ボックスアートばかりでなく、プラモデルの歴史や当時の文化などが感じられてなかなか良い企画です。
個人的に好きな作家は、大御所の小松崎茂氏。高荷義之氏などそうそうたるメンバーがそろっています。
原画展というだけあって、パッケージ化される周辺の部分まで見ることができました。
よくまぁ、原画を残してあったなぁと、そちらも感心しました。
来訪者はプラモデルマニアだけでなく、親子連れや祖父母含めた家族連れなど世代が多いのが印象的でした。
特にお父さんやおじいちゃんは子どもや孫に当時の雰囲気を説明したり。ほのぼのしています。
美術館というと、格式の高い雰囲気があったり、年配の方の見学者が多いというイメージがありますが、こういう企画もたまには良いですね。
個人的には、昔ボックスアートに触れて、イラストレーターを目指したこともあり、抽象画よりも、ボックスアートのような精密画の方が好きなので、目の保養になりました。
まー中には、なんじゃごるぁ~みたいな見たことないロボットの絵とか、わらえるものもありましたが。これも模型文化の一つとして許容されるのでしょう。
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ロボットの絵を見たいです!
そういうモノにこそ、プラモデルの醍醐味があるんですよ、オイラとしては!
なんかコーフン状態。
投稿: おなら出ちゃっ太 | 2007年5月 7日 (月) 16時28分
おなら出ちゃっ太さん
世代的には若干差があるので興味の対象が違うかもしれませんね。
ちなみに以下のものです。
アタック7、サンダーセブン、光の戦士ダイヤモンドアイ、(でも載っているバイクは大昔のホンダCB750(笑))、アトランジャー、銀河マシン、合体戦士アクロパンチ、戦闘メカ ザブングル、聖戦士ダンバイン、重戦機工エルガイム、メタルアーマードラグナー、テムジン。アファームド・ザ・ハッター、オペレーションオメガ
かろうじて名前だけ知っているもの
イデオン
知っているもの
ガオガイガー、ガンダム
残念ながら宇宙戦艦ヤマトはありませんでした。
何でだろ~(謎)
投稿: ZEAK | 2007年5月 7日 (月) 18時34分
ロボットのエントリ拝見しました。
ちょっと思っていたのと違った・・・。これは・・・。知らない・・・。
頭いたくなった・・・。(^^;
ゼンマイ歩行の鉄人とかハリハリとかマーキュリーロボなんかがあると期待していたんですが残念。(^^;
投稿: おなら出ちゃっ太 | 2007年5月 8日 (火) 08時48分
おなら出ちゃっ太さん
自分もあのロボットシリーズは記憶があります。
投稿: ZEAK | 2007年5月 8日 (火) 10時29分