モンブラン221修理
ヤフオクでまっさら新同品として落としたモンブラン221ですが、使用しているうちに不具合があることが確認されました。
そもそも、こんな古い万年筆をメーカーが修理してくれない。
修理したとしても、部品が残されていない。
修理できたとしても、オクで落とした以上に修理代がかかる。
ということを考えると、こりゃ自分で直すしかない。(笑)
そこで、以前紹介した「これな~んだ(第2弾)の出番です。
不具合の症状は、首軸と胴軸の間からインクが漏れてくることです。
キャップを開けて書き始めると指の付け根にインクが付いた事が発端です。
最初は、ペン先からインクが漏れていて、それがキャップに付いたのかと思いました。
それでも、インクが漏れてきます。
そこで最初に行ったのが・・・
1.○リング(オーリング:パッキンとも言う)
細くハサミで切り胴軸部分に入れてみました。
しばらくは良いのですが、また少しすると漏れてきます。
そこでやったのが、今度は首軸の奥に○リングを入れてみました。
これでもだめです。
2.水道工事用の蒸着テープ
水漏れを防止するため、ネジ部分に巻いて水漏れを防止するものです。
これは胴軸のネジ部分と首軸のネジ部分に巻いてみました。(汗)
これも、巻いた当初は良いのですが、しばらく書いているとまた、少しずつですがインクが漏れます。
3.マニキュア用トップコート
これは、某2ちゃんねるの万年筆改造の部屋で仕入れたネタです。
このネタ元は、ペン先のクラックを補修すると言うものでしたが、別の用途にも使えるのではないかとやってみました。
分解、洗浄を何回か繰り返して見ると、どうも写真のネジ止め部分にインクがきれいにならないような部分が確認されました。
それで、この部分に肉眼では確認できないピンホール状の穴が空いているのではと思い、マニキュア用トップコートをネジの付け根部分に塗ってみました。
注:写真の下にあるのは洗浄した後の水です。
その後の結果は、見事成功しました。\(^o^)/
以前は、1、2とも手当後2~3日は大丈夫だったのですが、それ以後は完全に漏れました。
というか、手当当初は良いのですが、しばらくすると気圧やキャップの開け閉めなどによりインクが染みてきて貯まってしまったようです。
3を行ってから1か月ほど経ちましたが、手術は成功したようです(汗)
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トップコートでシールするとは思いつきませんでした。目立たないし良さそうですね。(メモ、メモ! 笑)
ネジ部でなければシールテープを巻いても効果なしですね。
ちなみに、シールテープは、巻いた後ぎゅっと引っ張って引きちぎるようにして密着させないと効果ありません。また、ネジをはずす度に巻きなおさなくてはならないので、この場所の修理にはトップコートが正解ですね。(笑)
投稿: 招き猫 | 2007年3月22日 (木) 08時53分
招き猫さん
さすがプロですね。
アドバイスありがとうございました。
なぜ工事の人がシールテープを手で引きちぎるのか
わかりました。水道の水漏れを修理するときにやって
みます。
トップコートはだいぶ経ちますが、ほぼ大丈夫なようです。
投稿: ZEAK | 2007年3月22日 (木) 13時13分
おー、なるほど。
私の220のインク漏れも解消するかな?
私のはペン先の継ぎ目から漏れてるけど。
投稿: どーむ | 2007年3月22日 (木) 23時48分
どーむさん
トップコートは意外でした。
問題は、どこの部位が悪いか?でしょうか。
それによって使えるかどうかわかるかも。
投稿: ZEAK | 2007年3月23日 (金) 08時09分
どーむさん
トップコートは意外でした。
問題は、どこの部位が悪いか?でしょうか。
それによって使えるかどうかわかるかも。
投稿: ZEAK | 2007年3月23日 (金) 08時09分