MOLESKINE裏抜けテスト
にゃんもさんが濃い人柱実験をしていただいたので、自分もやっていたものを公開します。(汗)
モールスキンって、良いメモ帳ですが、あちこちで言われているように、裏移りというか、裏抜けが激しい用紙です。
普通の方は、鉛筆やボールペンで書いている人が多いようですが、やはり万年筆でも書きたいということで、新しい万年筆を入手したり、インクを交換したりする時にモールスキンで裏抜けがしないかテストするページを確保しています。
その中のいくつかを紹介します。
このページでダメなのは、モンブラン黒(カートリッジ)、セーラー黒(カートリッジ)、プラチナカーボンブラック(カートリッジ)ですね。黒は全般で量の多少はありますが裏抜けしています。
セーフなのは、モンブランロイヤルブルー(カートリッジ)、LAMY青(カートリッジ)、ウォーターマン青(カートリッジ)はだいたいオーケーでしょう。
ただし、LAMY青(瓶)を使ったBLESS(ペン先が細い)に若干裏抜けが見えます。
パイロットPetit1のスカイブルーもPetit1本体と書き方万年筆において若干裏抜けが見えます。
モンブランのターコイズ(瓶)を無印良品万年筆に入れてみたものはセーフでした。
無問題だったのは、シャープとコレト(水性ボールペン)はオーケーです。
こちらの状況でも、黒は裏抜けします。
唯一、裏抜けがなかったのは、パイロット黒(カートリッジ)、エリートEFのものでした。
モンブランロイヤルブルー(瓶)でも、インクフローの良い、ゲオルグ・ショルティは裏抜けしました。
ペリカン、バイオレット(カートリッジ)もだめでした。
Lapitaアカトクロセットに同梱されていた赤のカートリッジも裏抜けします。
また、Lapita赤と黒にモンブランのターコイズ(瓶)をカートリッジに入れたものも裏抜けしています。
同じインクでも、万年筆のペン先の形状、インクフローなどによって裏抜けするものとしないものがあることも判明しています。
相性が良さそうなのは、LAMYアルスター(M)、サファリ2006(F)双方とも裏抜けしなかった、LAMYの青は良いようです。
当然、ボールペン、水性ボールペンについては無問題です。
なおこのテストは、湿度、ペン先、筆圧、インクフローなど諸条件により、同じインク、同じ書き方をした場合でも結論が異なる場合がありますので、参考程度でご覧ください。
※本内容を見て大切なモールスキンが汚れたり、裏抜けされても、自己責任でお願いします。
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ZEAKさん、写真つきのエントリありがとうございます♪^^
こうして拝見すると、同じインクでも、ニブや筆圧によって様々な結果が得られますね。 まあ、これが万年筆の面白いトコロでもあるのですが。^^
私も、モールスキンには、試し書き用のページを確保していますが、最近では、試し書き用のモールスキンを一冊購入しちゃいました。^^;
投稿: にゃんも | 2006年7月10日 (月) 21時26分
にゃんもさん
そうそう、同じインクでもペンや書き方によっても違いますから、奥が深いです。
モールスキンは、確かに増える傾向にありますね。
高いけど。(゚゜)☆\ぽか
投稿: ZEAK | 2006年7月11日 (火) 05時24分