VAIO COMPO PCV-M370L3 (1999)
まるでオーディオ機器のような美しいデザイン。
それもそのはず、MDプレイヤーやCDプレイヤー、アンプなどのオーディオ機器と一体的なデザインがされたパソコンです。
現在では当たり前となった、液晶モニター、無線キーボード、マウス(有線)、オーディオ光出力などを採用し、当時としては画期的な製品でした。
元祖薄型パソコン、VAIO505の衝撃的なデビューに続いて、SONYがパソコン分野に参入した時に、VAIOタワー、VAIOコンポと立て続けにラインナップし、当時安定していたパソコンのシェアをひっくり返す攻勢に出たマシンです。
このデザイン、今見ても斬新ですね。
縦にも横にも置けるデザインとなっています。
当時から、SONYはパソコンを家電の一部として意識していたようで、あの頃まだオーディオコンポーネントが残っていた当時に、室内でパソコンの存在を意識させないような作りになっています。
このとき、自分はミニタワーとどっちにしようか悩みましたが、結局拡張性や画面の大きさ、テンキーの有無などを考えてミニタワーにしてしまいました。が、実際ミニタワー510だったか、を購入してショックを受けたのは、拡張性のなさ。スロット部が1カ所しか使えずに、そのほかはiLINK(IEEE1394)とモデムが埋まっていたため、SCSIボードを挿しただけでいっぱいになってしまいました。
いっそのこと、VAIOコンポにしておけば良かったと、苦い思いをしたマシンです。(笑)
今、このデザインで出しても遜色はないマシンだと思います。
ちなみに、カタログでパソコンの上に乗っているMDプレイヤーは別売りです。
CPU AMD-K6-2 400MHz メモリ64M HDD6.4GB
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コメント
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いやあ、サッカー残念でした。
ソニーっていいもの作ってましたよね。とんがってたっていうか。
私は音響製品はソニー一辺倒だったんですよ、音が割りと好きで。最近は機能面で使っていた機能がなくなってしまったりして、iriverに浮気したりしてます。
投稿: dawnpurple | 2006年6月13日 (火) 00時16分
dawnpurpleさん
予測していたとおり、後半10分で逆転・・・同点になったときに選手の緊張の糸が切れたので、こりゃだめだと思って歯を磨いていたら、あっという間に追加点・・・
まー、せめて1勝はして欲しいです。
SONYの場合パソコンは後発だったのと、AVとの融合を目指していたので、おもしろい物作りができたのですね。
最近は、TH55以降SONY製品をまったく買わなくなりました。とゆーか、魅力がなくなってしまったのですね。
なんとかがんばってもらいたいものです。
投稿: ZEAK | 2006年6月13日 (火) 07時44分