SAFARIショック!
衝撃的な万年筆LAMY SAFARI(サファリ)に出会ったのは、今から22~3年前であった。
会社の上司がドイツに視察に行ったおみやげとして、LAMYのボールペンをもらった。(下参照)
これを見て、なんてデザインの良い、しかも持ちやすいボールペンに出会ったのも初めて。
インターネットなどもない時代。
早速常連の文具店に問い合わせ、万年筆もあるとのこと。
速攻で注文した。(たぶん、当時の価格としては2500円くらいだったかと?)
LAMY SAFARIは発売当初はサファリをイメージしたアースカラーで、そのためか発売当初はあまり売れなかったという逸話もあるそうな。
届いたのは、美しいデザインの白いサファリ。
カジュアルに使えそうと思い、インクはブルーにした。
今ではいろいろな色で遊べるほど普及しているカラーインクだが、これまた日本の万年筆には(記憶が)ない美しいブルーだった。
クリップは大振りで、当時はやっていたサファリジャケット(古~ぅ~)の胸に挿しても「がしっ」とホールドしてくれる。
ヤワな作りじゃないのよ。<サファリのキャップ
ペン先には刻印はない。たぶん当時はFしかなかったのかも?
ペンはFで書きやすい。
アルスターはMを購入した。ペン先にはMの刻印。
サファリ万年筆、ボールペンともに、原産国表示は、W.GERMANYつまり、統合前の西ドイツ製です。
すげー、時代を感じさせますね。
でも、30年前のモンブランは、GERMANYだけ。(笑)
このサファリ、残念ながら使えなくなりました。
万年筆自体は現役でも書くことができますが、キャップ内部にあるペン先が乾くのを止める蓋(何て言うんだ?)が経年変化により割れてしまいました。
こうなってしまうと、ペン先の乾燥を防ぐことができずに、ペンを傷めてしまいます。
写真手前左側のパーツ。
この部品があれば、また白いサファリが使えるのに~残念です。
まー、部品取り用のサファリを買えばいいんだけど。
それを買うなら、別のが欲しいから。(笑)
現行のラインナップから、白は外れてしまったようで残念です。
どうも最近のはビビッドなカラーが主流のようですね。
兄貴分として、アルミでできたアルスターもあるので、また、白を復活してくれれば多くのファンが増えるのになぁ。と思った今日この頃でした。
写真は、ボールペンと並んで記念撮影。
因みに、写真では真っ白に見えますが、実際の所、長年の使用で、樹脂が日に焼けたのか劣化したのかわかりませんが、オフホワイト系(別名黄ばんでる)になってしまいました。
また、ペン立てにいれておいたために、隣の赤いインク系の物体が色写りしてしまっています。
残念。
どなたか(傷を付けずに)プラスチックを磨くものをご存じでしたら教えてください。
作者注:使えないのは残念なんだけど、タイトルは、白いサファリに衝撃を受けたと言う意味のショックです。
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歴史を感じさせるエントリ、ありがとうございます。
とても興味深く読ませてもらいました。^^
それにしても白ラミー、かっこいいですね。
店頭に並んでいたら、迷わず買ってしまいそうです。。
投稿: にゃんも | 2006年6月24日 (土) 00時44分
にゃんもさん
白いサファリおしゃれでしょ。
当時、地味な万年筆が多い中、斬新でした。
復活してほしいですね。
投稿: ZEAK | 2006年6月24日 (土) 08時15分
こんにちは!
私も白サファリ持っていますよ。
ちなみに、今見てみましたら
私のはGERMANYでした。。
投稿: つちはし | 2006年6月27日 (火) 19時51分
つちはしさん
白いサファリは良いですよね。
やっぱり復刻して欲しいです。
投稿: ZEAK | 2006年6月28日 (水) 07時43分
つちはしさん
白いサファリは良いですよね。
やっぱり復刻して欲しいです。
投稿: ZEAK | 2006年6月28日 (水) 07時43分