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シープ (プラチナ萬年筆)

Cimg1088
世界初のカートリッジ万年筆「オネスト’60」が出て、少し経ってからの万年筆ではないかと思われます。
キャップと軸後ろは、しぼ革で巻いてあるようです。
Cimg1091_1
ペン先を見ると、プラチナのP、18k、細・軟と書かれています。
プラチナ万年筆のカートリッジは、シルバーの玉によりふさがれているものですね。
Cimg1116
カーボンブラックインクを入れてみました。
このインク、普通のインクに比べて高いです。
4本で210円、1本あたり52.5円もします。(はぁ)
カーボンブラックインクのせいか、プラチナ万年筆のせいかわかりませんが、ロディアに書くとインクがにじんでしまって、うまく書けません。
トモエリバーなどの比較的つやがある紙には問題なく書けます。
Cimg1159

タイトル変更しました。

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万年筆」カテゴリの記事

コメント

この万年筆、一見、羊皮巻き仕上げの「シープ」かと思いましたが、どうやら(製造年代的にも)違うようですね。 カーボンブラックはメンテナンスが大変なので、私は普段ブラックをつかっています。 そういえば、カーボンブラックに最適化されたペン先を持つ万年筆が、プラチナから出てますね。 名前は忘れましたが…。^^; 「#3776バランス」によく似たボディーだったので、とりあえずは落ちませんでした。。(苦笑)

万年筆に造詣のあるにゃんもさん
どうもです。(笑)
カーボンブラックってメンテが大変だったのですか。(困ったぞ 汗)勢いで買ってしまいました。
カーボンブラックインク対応の万年筆なんてのもあるのですか?それは知りませんでした。
#3776は富士山の高さから型番が付けられたようですね。
プラチナは、小さい頃に親が使っていた万年筆のカートリッジにあるベアリングを出して貯めていた記憶が(笑)

このシープは、私も所有しております。
お気に入りの1本です。

首軸の厚みによる重量感と質感。胴軸を外すと、胴軸の内側も金属製(ネジのオスメスがともに金属)で、当時の作り込みの良さは感動モノです。

プラチナは細字好きの私の周りには、やはり集まっており、それぞれを比べると 時代とともに変化を感じます。(・・・当たり前ですね....。)

14K-WG、18K-WG、22Kの極細・中字、最近の14K等々と比べて、シープ君の「しっとり」とした筆記感が好きです。(硬めですが、18K-WGのショートタイプ もかなり好きです。)

ご存知のように、この当時のシープには「細字」と「細軟」があり、しなり具合が当然違います。
私は「細軟」が好きなのですが、この「細軟」は、当時の技術をもってしても 加工が難しかったようで、残念ながらペン先の左右のズレが多いようで、状態の良いペン先に出会う確立は低かったようです。(あくまで 私の出会ったペン先に限りますが....。)
ペン先方向から見て切り割りが斜めになっている傾向があるようです。
「細字」に比べて「細軟」はハート穴付近からペン先にかけて、薄く加工してあるようです。そのため、ハート穴付近からペン先がよくしなります。その薄さが切り割りを入れる加工の時に、真っ直ぐにカットできない理由ではないかと思われます。
私が見たものは全て(ペン先から見て)左に傾きを持っており、ペン先から向かって左側(筆記状態では右側)が下がっていました。残念ながら私のシープ君も同様です。(涙) 従って、筆記に多少の工夫が必要です。

比べて「細字」の方は、ペン先の良いものが多いようです。
ハート穴からペン先までの切り割りの、先のほうがピシッと締まっている様は、惚れ惚れします。

最近は、ルーペを使うようになり、時々ペン先を観察していますが、不思議なことに、ペン先のズレが ある時 と ない時 (完全に直ったかと思いましたが....)があり、(ズレはだんだん小さくなってきています。) まるで生き物のようです。まだ、完全にペン先が出来上がっていないのでしょうね。そのうち、完全なものになるのでしょうか?
それとも、ペンクリ行きとなるか。

今はまだ我慢して 使いつづけております。

手のかかる子ですが、なんといっても 首軸からペン先の形や 「しっとり」とした書き味 と 菱形の金属の嵌め込みも 全て可愛い子です。

それから、インクフローは、やや渋めな印象があります。


長文の書きこみ 失礼しました。 思わずアツくなってしまいました。

Hagyさん
丁寧な解説と愛情あるコメントありがとうございました。
おっしゃるように、絶妙な書き味ですね。
自分のは当たりかな?(^^;
長年使っていなかったので、ブログにアップする前にメンテナンスをして、使いましたがやはり昔の万年筆の方が書き味が良いですね。
ペンの持つ柔らかさが良いです。
最近の万年筆は全体的に固めなので、どうも昔の万年筆を使うことが多かったりします。(^^;

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