CASIO HW-300JS (1987)
書道用の硯箱のようですが、CASIOの小型ワープロです。
1.3kg内部記憶6000字
山根一眞氏が絶賛したという、ハンディワープロ、ジャストB5サイズ、プリンター付きの優れ物。
表示は2行と小さいものの、充電式電池内蔵で出張時、講演会などに活躍しました。
入力エリアの右側に(見にくいですが)縮小レイアウトが表示され、用紙のどの辺に入力しているかを見ることができます。
この2行ワープロですが、ワープロ機能のほかに、スケジューラー、アドレスなどを入れることができました。
試しに入れた以外は実用ではありません(笑)
残念な事に記憶装置は特殊な2インチフロッピー。3.5インチのもあったけど高かった。(T_T)
本体は投げ売りの29800円で買ったんだけど、2インチフロッピーが45000円(笑)
デザイン的にも優れております。
外付け爆弾電池(単2×4本)を作成し、どこに行くにも持ち歩いていた記憶があります。
ハードケースのほかに、ハンティングワールドに似たグリーンのビニールケースも付いていました。
(もしかしたらこれはおまけ非売品のケースだったかも)
ACアダプターと2インチフロッピードライブは紛失してしまいましたが、外のケースだけはちょっとしたお出かけ用に使っています。
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お早うございます。
久々の電脳もので喜んでます。万年筆も嫌いではないのですが、レフティーで使い難く分解した思い出しか有りません(^^;
HW300JSは、借りてちょっと使った記憶がありますが、持ち歩く仕事がなかったので、当時は魅力を感じませんでした。
2インチフロッピーだったことも知りませんでしたが、これをそのまま開発を続けていれば、iPodの向こうをいく製品開発ができたかも…ですね。
日本のマイクロ技術は最近後退しているのでしょうか?過去に回帰して良いコンセプトを探すのも一手かと思うのですが。
投稿: D_U_hiro | 2006年6月 9日 (金) 07時11分
D_U_hiroさん
どうもです。たぶん、この辺の経験からCASIOでは小型パソコンの名機FIVAが誕生したかなと思います。
残念ながらFIVAはファンが多かったのですが、上の方の判断で撤退となってしまいましたね。
FIVAを継続的に発展させてくれたら、小型でかなり良いものができていたのではと思います。
モバイル需要の高まっている現在ですが、残念ながらモバイルと唱われるマシンが3~4種類しかなく、寂しい思いをしています。
日本の場合、オフィス需要からバッテリーの持ち云々ではなく、省スペースとしてのノートパソコンになっちゃうんですね。
モバイル花盛りの時代は1998~2002位までだと思っています。
投稿: ZEAK | 2006年6月 9日 (金) 07時52分