その名もPalmTop by SONY(1991)
随分すごい名前のマシンです。(笑)
しかも、ばりばり(死語)できそうなおねーさんが表紙を飾っています。怖いです笑い
正式名称というか、型番はPTC-550/PTC-500
普通型番が小さい方がスペックが小さいのですが、これは珍しく逆です。
もっとも、基本のCPUは同じでメモリの大きさと若干使用が違います。
CPUは68HC000、8MHz
メモリは、前者が256KB、後者が320KBそのうち32KBがボイスメモ分です。
したがって、記憶できる容量が不思議なことに前者が800件、後者が600件となっています。
ただし。ディスプレイが前者半透過型FST、後者がブルーSTNとなっています。
PTC-550
これもZaurusといっしょで、手書き文字認識です。
バッテリーは、当時主流だった8mmビデオのNP-55です。
でも、電池持ちません。
PTC-550はバックライトオフで6時間ですが、オンだと1.5時間(笑)
PTC-500だと液晶の関係で6時間持ちます。
でも、問題はPTC-550が970g、PTC-500になると1.3kgもあります。
これでパームトップって重すぎ(笑)
因みに、PTC-500は画面上のスピーカーからトーンが出て、オートダイヤラーの機能を持っています。(笑)
位置づけ的には、エグゼクティブモデルとなっています。
希望小売価格
PTC-550/168,000円、PTC-500/198,000円
デザイン的には良いのですが、値段が高い割に機能が低く購入する気も置きませんでした。(笑)
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コメント
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懐かしいですね。
例によって、持ってます。
入手したのはジャンク品でしたが……。
あと、PTC-300も持ってます(笑。
ソニーがCLIEに取り組むルーツなマシンだったと思っています。HyperCardマシンとも言えましたね~。Appleとの提携といううわさ話もありましたし、その後のPowerBook100の生産受託にも繋がっているような話もありました。ああ、懐かしい。
投稿: minotan | 2006年4月11日 (火) 09時51分
これははじめて見ました。
昔のって高いですね。最近の製品はムーアの法則で安くなっているのかな?
ただ「エグゼクティブ用」とうたえば見栄で買う人がいたバブルの名残り?
投稿: おなら出ちゃっ太 | 2006年4月11日 (火) 13時16分
みのたんさん
何でもお持ちですね。(笑)
ネーミングと言い、布石だったかなと思います。
おなら出ちゃっ太さん
開発当初はビデオも液晶テレビも数が読めないから高いですよね。そのうちだんだんコストダウンできて安くなる。
昔のビデオなんてすげー重くて中身もぎっしりだけど、最近のビデオなんて開けると中隙間だらけですかすかですね。
それと一緒でしょう(゚ ゚ )☆\ばき
投稿: ZEAK | 2006年4月11日 (火) 15時48分
ずいぶん前にみのむしさんにもらったマシンだな。
スクリーンセイバーで雪だるまが降った雪に埋もれてゆく
なんか風情のある(笑)マシンでしたね。
PT110ほどではないにしろ、重くって^^;;
殴るとヒトをコロっ☆ばき
ほとんどワイヤードで使ってたかも。
投稿: べあ | 2006年4月11日 (火) 19時02分
ご無沙汰しています。
PTC300の話は次回位でしょうか? だとするとフライングになってしまうかもしれませんが、PTC300が私のPDAルーツです。今から考えても、よくできていました。
ハードの進化が止まる一方で、データが増えるに従い処理速度が遅くなり、非実用的なマシンになっちゃいましたが…
ちなみに、MacのハイパーカードへバックアップしていたデータがHDDクラッシュで消えてしまい、私がPTC300を使っていた約2年間は、自分の足跡が辿れない期間になっています(.. ;
投稿: パドラッパ | 2006年4月11日 (火) 21時56分
べあさん
持っていたのですね。カタログにも雪のシーンがありました。
パドラッパさん
お久しぶりです。(/^▽)/ ヘ(▽^ヘ)
PTC300はデザイン的にもかっこよかったですね。欲しかった。
ハイパーカードも懐かしいなあ。(笑)
また遊びに来てくださいね。
投稿: ZEAK | 2006年4月11日 (火) 23時17分
ひえー。ごっつい。電池もたね~。(涙)
一番エクゼクティブなのはこのおねーさんかもww
投稿: dawnpurple | 2006年4月12日 (水) 00時03分
PTC-300は、FENOTE時代にある方がELバックライトを仕込む改造を実行されオフで盛り上がりました。その後、そのノウハウをVALTANさんがHP 200LXやPilotに適用し、FHPPCの猛者の方々も実施して一気にバックライト化が盛り上がったのでした。私の記憶が正しければたぶんこの流れだったと思います(^_^;。
投稿: minotan | 2006年4月12日 (水) 00時36分
dawnpurpleさん
当時のマシンではこれだけ電池が持てば良い方でしたよ。因みに、このマシンの略はパームトップコンピュータですから。(笑)
みのたんさん
VALTANさん、懐かしい名前だ。
HP200LXのバックライト化って、PTC-300から来ていたのですね。なるほど、納得できるなぁ。
200LXは、外付けバックライト?(笑)をモバ専で買ったのを思い出しました。さすがに自分でバックライト化するまでには至りませんでしたが、オフで見せてもらっていいなぁと思いました。
投稿: ZEAK | 2006年4月12日 (水) 08時07分
はじめましてお邪魔いたします。
FENOTEにもちょこちょこっと顔を出させて頂いておりました。
PTC-300はマジで使い倒しました。私にとって理想のスケジューラであり、情報倉庫であり、絵日記マシン(笑)でした。
今でもあのToDoとスケジューラの連携など、「入り口は少なく、活用法は多彩に」の考え方は秀逸だと思います。
まさに「ハイパーカードマシン」でしたよね。
懐かしすぎます…
投稿: たまま | 2006年9月 2日 (土) 04時11分
たままさん
はじめまして。自分は買えなかったのが悔やまれます。
発想は後のPALMに受け継がれていますね。
投稿: ZEAK | 2006年9月 2日 (土) 11時50分
PTC-500、つい懐かしくてコメントです。
当時、白黒画面のPC98ノートを使っていましたが、このマシンのユーザインタフェースに感動したのを思い出します。紹介ありがとうございます!
投稿: KI | 2020年9月 9日 (水) 17時58分
KIさん、はじめまして
コメントありがとうございます。
SONYの良いところは、チャレンジ精神で、先行発売してくれるところ。
悪いところは、すぐに辞めちゃうところです。
Xperia Zタブレットも人気だったのに、継続しない。
まあ、iPad中心と言うのはわかりますけどね。
投稿: ZEAK | 2020年9月 9日 (水) 20時14分
PalmTop、とんと静岡のPCショップでは見かけなかった覚えが(^^;
その後のCLIEは初代から購入しましたけどやられましたね(色んな意味で)
最近だとUMPCがまた活況な感じですね〜
ついうっかり一部で話題のnanoteを買って遊んでます。
なんと販売がドン・キホーテ(汗)、このドンキPCの中では中身の構造がまともです。
(ほかのドンキPCが酷すぎ?)
投稿: あなろぐま | 2020年9月16日 (水) 11時18分
あなろぐまさん
お久しぶりです。最近更新しなくなってしまって(^^;)
先日レス頂いたこちら。なぜかFacebookで盛り上がっていまして。
ようつべリンクなどで怪しいPCページでもまた話題になっております。
紹介いただいたnanote、面白いですよね。安いのにガジェットとしては
最良のできだと思います。
てゆうか、これ、中国メーカーの別の名称で少し前に流行っていた
奴の日本語版ですよね。
買ってみるかな(ぉぃ
自分は、今はCHUWI UBook Pro12.3インチ 2in1タブレットPCです。
またよろしくお願いします。
投稿: ZEAK | 2020年9月16日 (水) 11時41分