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元祖電子辞書 DATA Discman DD-30DBZ (1994)

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一見ノートパソコンのような物体ですが、元祖電子辞書です。
出始めのマシンは、文字の表示のみでしたが、DD-30DBZから音声出力ができるようになりました。
いわゆる電子辞書の走りですね。
当時のカタログを見ると160タイトルの電子ブックがラインナップされています。
教科書に準拠した英語電子ブック、広辞苑に代表される電子辞書、六法全書や医学事典などのビジネス辞書、百人一首や家庭の医学、薬の本、この本が読みたいみたいな本の紹介やレシピ、ぴあや旅行ガイド、乗換案内などの趣味、英英、独英などの外国語辞書など多数ラインナップされています。
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ただ、電子ブックは高くて1冊あたり4000円~100,000円の幅がありました。
ですから、自分が持っていたのは広辞苑、大辞林、現代用語の基礎知識、知恵蔵、漢字源、昭和史事典におまけで付いてきた三省堂英和・和英辞典とベルリッツ英会話辞典くらいしか持っていませんでした。
先の10万円はブリタニカ国際大百科辞典(小項目版)、今では電子ブックのいくつかに同梱されていますよね。(笑)いい時代になりました。

DD-30DBZにしたのは、当時8bitCPUが主流だったのに16bitCPUを搭載して高速だったこと、先に挙げたようにスピーカーが内蔵されたこと(これ以後出たのはスピーカー付きですがww)、ケーブルでパソコンとリンクできたことによります。

が、しかーし、実は電子ブックのケースを開けると中に入っているのはなんと、ミニCD。
これ、フリーソフトを使うとパソコンでも使えるんですorz。

でもまー、その後この電子ブックのデータを取り出してHP200LXやW-ZERO3などに流用できたからよしとしましょう。(汗)

希望小売価格69,000円

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コメント

DD-50(?)だったと思いますが、家にもありました。
と言うか、子供がいまだに使っています。(笑)

私も、この中身のデータはザウルスの辞書にさせてもらいました。(笑)

招き猫さん
稼動しているのはいいですね。
自分のはキーボードが効かなくなり、お蔵入りです。
活用できるのは辞書データのみです。

DD-1持ってます(^^; 会社のデスクで愛用していました。
これが出た頃は、ディスクメディアが最強だと思っていましたね… 半導体メモリがこんなに安くなるとは想像もつきませんでした。
って、いまの電子辞書の辞書はROMに書かれているのかな? フラッシュなのかな?

ご多分に漏れず、8cmCDの中身はLXのフラッシュに入っています。

パドラッパさん
DD-1というと、元祖電子ブックですね。確かにCDはフロッピーと違い、半永久的に使えるメディアとして宣伝していましたからね。
当時メモリは64Kとか128Kでも何万とかしていましたし。
当時10万していたブリタニカの電子ブック辞書も今では5~6万の電子辞書90コンテンツのうちの1冊ですからね。
良い時代になったものです。と言っても、自分は電子辞書持っていませんが。データを移行しつつZaurusが電子辞書代わりですね。
そういう意味から考えると、200LXも万能マシンです。

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