« 衝撃的なデビュー CASSIOPEIA A-50(1997) | トップページ | 98NOTEにハードディスク搭載 (1990) »

98NOTEの誕生 (1989)

N1
東芝DYNABOOKが198,000円という衝撃の低価格ノートを発売し、大ヒットした中で、遅れて投入されたのがNEC PC-98シリーズのPC-9801N、いわゆる98ノートの誕生です。
A4ファイル大サイズ、重量2.7kgと重買ったですが、カタログによると当初予定より更に軽量化を実現とありますので、3kgは逝っていたのでしょう。
当時はハードディスクはまだなく、その代わりに1.25MBのRAMドライブを載せていました。
N2
DOS全盛の頃でしたので、同じDOSでもシャープ、東芝、NEC、富士通独自のプログラムが組み込まれていたので、導入するソフトは各社専用のソフトを買わなければ動かないという非常に面倒な時代でした。
CPUはV30(10MHz)という非力なパソコンでしたが、その頃のビジネスソフトはたいがいフロッピーからRAMにデータを読み込ませ、システムフロッピー、辞書フロッピー、文書保存フロッピーの3枚が必要でしたので、これはこれで(組み込みさえ失敗しなければ)問題なく動いていました。
稼働時間は、1.5時間。これでも、デスクトップと違い、持ち運んで利用・移動しながら利用できるという、当時としては画期的な出来事でした。
また、DOS全盛の頃は、NECのPC9801シリーズがデファクトスタンダードとして回っていましたので、仕事をするならNECのパソコンと関連ソフトでないとという状況でした。

また、当時の堅いNECにしては、ミュージシャンの大江千里(今どうしているのかなぁ?)を起用したのも画期的なことだったと思います。

« 衝撃的なデビュー CASSIOPEIA A-50(1997) | トップページ | 98NOTEにハードディスク搭載 (1990) »

電脳小物」カテゴリの記事

コメント

いま見てもシンプルでメカニカルなデザインは悪くないですね。「ワタシハ キカイ デス」って感じで。ノートパソコンというよりもラップトップという印象は初期のThinkPADみたい。
カタログ下の女性が左腕で抱えて操作の図は無理がありませんか?(^^; 
良くて筋肉痛、悪くてマシン落下。( ̄∇ ̄)オホホホホ

大江千里は好きではないけど、エプソンも中島なんとかいうレーサーをキャラクタにしてたいしなあ、意味はあるのかなあ?
若いサラリーマンのカリカチュアライズとすれば、こざっぱりとしていて悪い印象ではない。面接の心得みたいだけど。
近頃の無精ひげよりはよほどマシですね。

ちなみに職場に9821ndが放置されてます。
社員の誰かが捨てていったのを拾っておいたんだけど、使い道がない!まったくない!

おなら出ちゃっ太さん
シンプルに感じるのは、トラックポイントやタッチパッドがないからかな。
角角してるのもその要因か?
でも、事務府寿というか、事務机というか、そんなかんじですよね。
そういう意味ではいBMのPS55ノートの方が洗練されていましたね。
結構高かったような記憶があります。

セイコーエプソンは中嶋悟の昔からの(レースの)スポンサーでしたから。ま、平成生まれは知らないくても仕方ないね。

中嶋悟さんでしたか。そっちの方面疎いもので失礼しました。
ありがとう、中嶋悟ね さん? (^^;

ZEAK さん>>
「事務府寿」? ジムフジュ? ジムフス?

角角してるのは割と好きかも。
200LX程度の角張りで♪

追伸:平成生まれって・・・。(^^;


( ̄∇ ̄)オホホホホ
( ̄∇ ̄)オホホホホ
( ̄∇ ̄)オホホホホ

♪十人十色~とか、歌ってたような。

その頃のNEC98マシンというと、一太郎ver.4と123 2.3jとか
Mifesとか桐とかが動いていたような気がします。

MultiPlanとかが動くのがPS55だったり、アプリでマシンが
限定されていたような。気のせいかな??

平成生まれにはNEC98マシンのFEPなどのキーコンビネーションが
わからないかもね(笑。実際PC9821でもけっこう困る。

[Home]はイイとして、[PrintScreen]とかは代用が想像できるが
「STOP]っていったいナニ??☆ばき

♪格好悪い振られ方~
外見はNOTEといいますけど、ラップトップみたいですね。
昔持ってたスララ(松下のワープロ)を思い出しました。

PC-9801Nは持ってましたよ(^^)
確か大学の帰り道、調布のLAOXで買って帰った記憶があるな。
モデムボードも内蔵可能だったかな?
これはソフマップで買ったと記憶してます。
それを使って、大学のサークル内BBSで遊んでたっけ。
RAMカードもJ&Pのワゴンセールのやつ買って相当安く手に入れたような。
いい時代だったよなぁ…

そういえばうちの奥さん、これと同じの持ってたな。
今でも押入れに入っていたような気がする。

十人十色か、ありましたねえ。
口を丸く開けて、スコーンとした声を伸ばす歌い方。
その後の男性歌手に影響を与えた、かな?
キモチ悪いヤツだなー、って思ってましたけどね。

おなら出ちゃっ太さん
事務服と書こうとしました(笑)出先でW-ZERO3から回答していたので(汗)
大江千里とゆーと、渡辺美里のイメージが強すぎるわ。(笑)

べあさん
マルチプランも98で動きましたよ。てゆーか、123買う前はマルチプランだった。窓95以降にパソコンをいじるようになった人はFEPなんてあまり感心ないかも。とゆーか必要性を感じていないかも。

dawnpurpleさん
おっしゃるとおり、ラップトップが気持ち軽くなった程度でしょうね。でも、当時としては画期的でしたよ。

まいあさん
学生の分際で(ばき)うらやましすぎます。
自分の頃は、指定原稿用紙100枚以上というのが卒論。
しかも万年筆で(爆)でも自分はロットリングで書いていましたが。懐かしい。

PC-9801N は初めて自分で買ったパソコンでした(^_^)。
でもその後エプソンのデスクトップに乗り換えた際に売り払ってしまいました。
1FDDなのでゲームが出来ないとぼやいていたのを覚えています。
一応、一太郎(何とかっていうノート用のやつ)を入れていました。当時はATOK派でしたし・・・

MAROONの風さん
一太郎ダッシュですね。1FDDとRAMで使えるようになっていたかと記憶しています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 98NOTEの誕生 (1989):

« 衝撃的なデビュー CASSIOPEIA A-50(1997) | トップページ | 98NOTEにハードディスク搭載 (1990) »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

みんぽす

無料ブログはココログ

おすすめ