天井映画館特別編【七人の侍クライテリオンコレクションvs東宝UHD(4Kリマスター】
はじめに、映画関連の投稿で天井映画館と書いてありますが、プロジェクターを天井に向けて投影し、それをiPhoneSE3で手持ち撮影をし、そこからiPhone標準アプリを使用しトリミングや画面のずれ、台形補正などを行ったものです。
今回、最高画質と評判の高い黒澤明4KUHD(なじみのない方は4Kリマスターとか4Kテレビ専用閲覧ディスクです)
かつて販売されたBlu-rayは酷評されて、アメリカのクライテリオンコレクション社というソフトメーカーが独自の基準で歴史的に有名な作品を修復し販売するという会社で、かなりハイクオリティのリマスターを行う事で定評がある製品です。それを最新販売の4KUHDと比較してみたものです。
静止画ではなく、流しながらこれというところでiPhoneのシャッターを切るため動画のずれや絵のコマ数の違いはご容赦ください。
サムネイルだとぼやけていますので、写真をクリックすればもう少しましな絵が確認できると思います。
左がクライテリオン、右が東宝4KUHD版です。以下映像も同じ
写真1上
野武士(映画では野伏せり:同意)が生き残るために、各村々を襲うのにターゲットにされた村を下見に来た所。
写真1下
何も知らず生活をする村。
明らかに、4KUHDの邦画解像度が向上しており、メリハリが効いています。
写真2上
副大将がこの村は昨年襲ったので今行っても何もないと大将に注進している所。
写真2下
野武士が話をしている下で偶然話を聞いてしまった薪取りの村人。
いずれの絵も4KUHDの解像度の良さ、白黒のメリハリがはっきり映っています。
写真3上
木こりの話から、村人が集まって途方に暮れ、泣きわめいているところ。
写真3下
X星人の統制官ヾ(^ )コレコレぢゃなくて、村人の代表的な利吉。
上の絵は4KUHDが勝っています。
下の絵は、クライテリオンもがんばっていますが、ひげや皺などがぼやけています、一方4KUHDの方がひげや皺が細かく出ています。
写真4_4KUHD
利吉のアップ、今まで気になりませんでしたが、ちょんまげのこめかみ部の網が見えています。
写真5_4KUHD
どうしたらいいんだと言って腹を立てている利吉
額の部分の髷のかつらを止めてあるテープまで見えてしまいます。
まあ、こうやってスチルにする人も居ないので、美しい画質で作品に浸りましょう。
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